今日は、これからミャンマーへ移動です。
普段は、関西空港を深夜に出発して、バンコク
に朝5時ぐらい、ヤンゴンに朝の8時前に到着
する便で行くのですが、今日は11時に関西空港
出発の便です。
この数日間は、6月6日に東大の会場で開催され
る宝石学会に発表する準備に追われています。
宝石学者でも鉱物学者でもないルビーのモリス
が何をしているのか? 実は必要に迫ら
れて8年間ずっと独自に調査を続けている
ことがあります。ルビー専門のモリスとして
「処理して美しさを改良したものなのか?
すっぴんで美しいのか見分ける」ことです。
宝石に、いい加減なイメージがあるのも、
見分ける眼を持っていない人が、「これは
最高の~です」なんていうからです
「美しいかどうか?」。。。
そんなものもは、誰でも見たらわかりますから
要は、「目の前の宝石の価値はどんなもの?」
かといういことが大切なのです。
。。というわけでルビーだけは、自分の眼で
価値が見分けられる「ルビー商」になりたいと
思って続けています。
モリスは、原産地の現場におりますので、鉱山
ごとの処理をする前の原石が入手できますので
処理の有無を判断する実験のサンプル収集には
自信がありますし、今回の学会でも、その現地
の状況を中心に発表する予定です。
まずは、ヤンゴンの仲間と学会の準備をしに
行ってきます。
写真は、モリスミャンマーのスタッフで、
英国宝石学協会の鑑定士 チョーミンナイ君です。