最初はほとんどの子供がばらつきのある歯並びですので、あまり気にしなくても大丈夫です。
しかし、そのままいいというわけではありません。
歯を本来の使用方法で使うことでただしい位置に歯が移動していきます。
したがいまして、本来の使用方法で使わなければ、そのままばらつきのある歯並びとなります。
では、本来の使用方法とはどんなものでしょうか。
まず、しっかりと食べ物を噛むこと
個体物を噛み砕くという本来の役割に使用することです。
近年、食べやすく小さくした食べ物や、柔らかくした食べ物が多く存在しますが、これらのものは、誤解を恐れずにいえば、歯の本来の使用方法を阻害するものです。
食べ物を歯で噛み砕き、小さく、また、柔らかくすることで、胃や腸で消化しやすくします。
最初から小さく、また、柔らかい食べ物であれば、歯で噛み砕くこともしなくなってしまいます。
まずは、この食べものを小さく、また、柔らかくなるまで、歯で噛み砕くということを提唱します。

