有名なので、ご存知の方も多いかと思います。

チェルノブイリ原発事故があったとき、30Km圏内に位置する村で

50数人の老人(長老たち)とアレクセイという青年が

祈りの力で聖なる泉を守った、今も守り続けている、という話を。

当時ちょうど風下であったために、最も大きな被害が懸念される場所でした。

が、この泉だけは汚染されることなく、一度も放射能が検出されず

清浄な水が湧きつづけている、という話です。

(アレクセイと泉 という映画になっているそうです。興味がある方は検索してみてください)

 

 

この話を知った時

放射能の影響を受けないほど深い場所から湧いている水ではないのか?

と、一瞬思いました。

が、いや、泉の表面の水は汚染されるよな・・・

プルトニウムは2万4千年、ウランに至っては45億年経たないと半減しないという物質だし・・・周りの土などには沢山それらが付いてしまっているから入らないわけがない。

ということで、それは検出されない理由にはならないよな、と。

 

とすれば、やはり祈りの力なのかなぁ・・・んーーー・・・と半信半疑でいました。

でも、これはもう検証しようがない。

信じるか信じないか、だけになるのか、と思った記憶があります。

(私は何でも実験とか検証したがる性格で。何かの情報をそのまま信じることが少ないのですよー)

 

ただ、この時に「祈りの力とは?」という問いを持ったので

やはり自分にとっての答えがちゃんと返ってきました。

もちろん検証はできませんが、自分にとっての答えなので

自分が納得して信じられればいいのです。

 

 

それは、どこかの海で危険な化学物質が流出したという事故があった時です。

当時やっていた mixiで、海洋生物のために時間を合わせて祈りましょうという声かけがありました。

私もそれに参加し、祈りました。

といっても誰が参加しているのかなどは全くわかりません。

 その声かけを読んで、やろうと思った人がひっそりと自宅で祈るスタイルでしたから)

 

祈りはじめると、海の中に光の網ができていくのが見えました。

それがあちこちにポツンポツンと見えたのですが、その数が増えていくにつれ

どんどんと繋がりあって大きくなっていきます。

そして繋がるたびに光が強くなっていきました。

それは1+1=2ではなく、1+1=4

4+4=15。15+15=70というような強まり方でした。

一人一人の祈りが光の網を作り、

それが繋がることによって大きく強くなっていく様子は

信じられないほど美しいものでした。

そして私の祈りの網が、他の人達の網と繋がったとき、強烈な幸福感が満ちてきました。

その光の網がなにかの作用を及ぼしているのかどうかは分かりませんでしたが

クジラがそれに反応して喜びの感情をだしているのが感じられました。

もう祈っているのか、ただその場にいて見ているだけなのか、分からなくなるような感覚でした。

そしてこれが複数で祈る効果なのか!と。

それはこんなにもパワフルで美しいものなのか!と。

驚愕しました。

 

このような作用があるのならば、あの泉の話は本当なのだと納得しました。

人のエネルギーや思念、感情というものは

複数になると何倍にも大きく働くものなのだ、ということも理解しました。

 

 

だから、何かあった時に人に祈って、願ってもらうのは効果があると思います。

具合が悪いときに、10人の人がちょっとずつ「元気になってね」

と思ってくれるだけで、癒しの力が働きます。

逆に、何か苦しんでいる人がいたら、

少しの時間でも祈るとそれがその人の助けになります。

 

 

祈りの力とは、思っていた以上に大きなものでした。