こんばんは

自分で言うのも何だが、最近は結構真剣に仕事に取り組んでいた。
2号報告書提出+のこり1年半の活動計画を作成したことにより、
目標が明確になったことと、具体的にいつまでに何をするのか、決めたことが大きい。

目標は大きく3つ。
①授業内容の充実
②職場環境の改善
③教材・教案等のデータを整理して、残す。

まず1つめ。
半年いて分かったことは、中国の高校生は多忙すぎる。ということ。
参考までに、ざっくりとここの学校の高校生の時間割を紹介すると以下の通り。

毎日月~金、朝6時すぎから、夜は10:30頃まで学校で勉強している。
(土曜日は夕方から週末休みになり、日曜日は14:30~授業が始まる)
中国では、塾や予備校に行かない代わりに、学校でがっつり勉強するのだ。

で、この現状から、授業時間外にかかる活動は、生徒たちの負担になると考えた。
授業時間外がだめなら、もう、授業の時間の中でやるしかないという結論にたどり着いた。
ただでさえ、週4コマしかないが、なんとか与えられた時間内で、いろいろやりたい。
授業の中でのわたしの役割は、日本の文化についての理解を深めてもらうこと、学習意欲を向上させることなどである。
日本の文化紹介や、ゲームなど、授業内容を充実させて、少しでも「にほんご、もっとがんばるぞ!」と思ってもらいたい。

2つめは、職場環境の改善。
日本語科職員室は、教材の宝庫である。
この学校は、JICAボランティア受け入れがわたしで4人目になる。
それゆえ、先輩隊員が残して行った教材がたくさんある。
加えて、JFから寄贈された教材などもあり、恵まれた環境と言えるだろう。
しかし、わたし以外の先生は、ほとんど使っていない現状である。
これは非常にMOTTAINAI!!!
とりあえず、教材を整理して、使いやすい状態にしたい。
先週から、本棚から教材を出して、ほこりをはらい、エクセルに情報を入力するという作業から始めた。
まぁ、全部合わせても50冊程度だろうと高をくくっていたが、まだ4分の1程度しか終わっていないのに、もう50冊に到達してしまった。
意外と道は険しい。
最終的には、実際に教材を利用してもらうことに慣れるところまでいってほしいので、
整理して使いやすくする作業は、今学期(6月いっぱい)で終わらせたい。

最後に3つめは、教材・教案等をデータで残す。
四代目として、考えることは、ボランティアが派遣されなくなっても、
この教育のクオリティーを保っていけるかということだ。
現在、わたしが入試対策の作文指導を担当させてもらっているが、
わたしがいなくなった後は、どうするんだ?と常々思う。
主任も、それを考えているようで、今後の活動の方向性を決めるにあたって、時間をとってもらい、要望を聞くと、入試対策の作文模擬問題を作ってほしいという話がでた。
対策問題集を作るなんて大それたことは、やろうと思ってもできないが、
現在授業で使っている自作の模擬問題を、データで残すことは可能であろうと思う。
グラフや例文を作り、ボランティアがいなくなっても、作文の練習ができるよう、進めていくつもりだ。

目標が明確になったことで、やる気も出たし、あと1年半で達成できるのかも怪しくなってきた。
小さいことから順に確実に進めていきたいと思う。

最近聞いたラジオで、数学者の秋山仁先生が、「才能は努力の後にやってくる。とにかく何事も努力してみないと分からない。」とおっしゃっていた。
秋山先生はこうもおっしゃっていた。「1~2年かそこらで、やめてしまうなら初めからやらないほうがいい。」
まだまだ、足を踏み入れたばっかりの日本語教育。まだまだ必死でしがみついていかなければと思う。着任当初は、何かにつけて(謙遜のつもりもあったが、)「新米なので…」と言っていたが、最近は、これが甘えであると気づいた。「新米なので…」の後に続く言葉は「大目に見てね」という逃げの言葉なのだ。
生徒側は教師を選べない。教歴が20年のベテラン教師でも、1年目の新米でも、「先生」は「先生」なのだ。「わたしは先生です!!」偉そうにするつもりはないが、その辺の責任と自覚をしっかり持たないといけないと思う。
わたしは人にも甘いが、自分にも甘い。過去を振り返ると、その時その時は必死で、なんとなく過ぎてしまっていたけど、本当の「努力」をしてこなかったかもしれない。いままで、のらりくらりと来た分、そろそろ、年貢の納め時かと思う。ここらで「努力」というやつをしてみようじゃないか。

今日もとりとめもない内容だが、今しがた、明日の代講依頼があったので、今日はこの辺で。
最後までお付き合いいただいた方がいたら御礼申し上げたい。

最後に、写真を一枚。
生徒たちが使う食堂に行ってみた。
食べている間も勉強せよ。というテーブルクロス。



ではまた。