こんばんは

北京での総会・情報収集・観光などを終え、任地に帰ってきました。
ただいまー!!

復路は、鉄道を使いました。
鉄道の旅ってロマンを感じちゃうでしょ??
旅エッセイみたいで!!

今日はその珍道中について少し。

北京から、ここ内蒙古自治区オルドス市東勝区には1本だけ、直通の快速列車が走っている。

同僚の先生すらその存在を知らなかった。

それもそのはず。北京を夜9時頃出発し、翌日の昼ごろに東勝に到着する、所要時間約16時間の夜行の便しかないからだ。

通常、上京する時は、オルドスの郊外にある、空港から直接北京へ飛ぶか、フフホトまで列車で移動し、フフホトから北京に飛ぶことが多いという。

しかしわたしは、鉄道の旅への憧れと、金銭的な理由から、鉄道で帰ることにした。

まず、チケットを手に入れなければと、同僚と東勝駅へ行ったところ…

北京西駅発のチケットは買えないと言われた。

バスを乗り継いで、しかも同僚にもついてきてもらったのに、買えなかった。
まさか、そんなことがあるだろうか、いやないでしょう!
窓口のおばちゃんは、バオトウ(オルドスのやや北に位置する都市)に行けば買えるって言ってた。バオトウまで、だいたい2~3時間はかかる。。。


同僚には「北京に行ってから、買いますから、大丈夫です!」と言ったものの、
内心は不安要素のせいで、変な汗をかいていた。


上京してから、一人で連絡所近くのチケットを売っている店へ行った。
思っていたよりもすんなり買えたことに満足感を覚え、やればできると
以前より自信がついたようにさえ感じられた。

出発前日に、北京西駅までのルートを調べていた時の事。
隣で見ていた、同期のおはなさんが、わたしの切符を見て一言。
「硬座」って寝台じゃないじゃん!!

ええええ!!!!

中国の列車は座席に次のようなランク付けがされている。

A寝台:软卧
B寝台:硬卧
グリーン車:软座
普通車:硬座

わたしは、A寝台に乗りたかった。
購入時、「软卧」を希望したが、「硬座」しかないと言われた。わたしは「硬」しか聞き取れていなかったが、「硬卧」の事だろうと、勝手に解釈し、切符を購入したのであった。

A寝台に乗るはずが、鉄道の旅第一回目が最低ランクの普通車からの出発となった。

夜行列車は20:48に北京西駅から発車する。
夕方に、国際交流基金の講演会を聞き、その足で、北京西駅を目指した。

北京の地下鉄は充実している。
最近は、また新しい路線が増えて、便利になってきている。
インターネットで西駅までのルートを調べると、新しく出来た9号線で北京西駅まで
連絡していることが分かった。

しかし、いざ9号線乗り換え駅に行ってみると。。。
9号線はまだ完成していないという張り紙が!!!
結局、1kmちょっとの道のりを歩く羽目に。

大きい駅なので、1kmぐらい前から見えているのに、歩いても歩いても近づかない気がした。
中国は、見えているのに、歩くと案外遠いということがしばしばだ。
近いと思って徒歩で行くとたいてい痛い目にあう。。。
結局15~20分ぐらい歩いたと思う。

$go go nihongo!!!

途中の商店で、やたらと折り畳みイスを販売していた。
嫌な予感。。。
駅で、待つためのイスだろうか。。。

駅に着くと、とにかく人がたくさん。
地方へ行くための大きな駅なのだ。

まるで空港のようだ。

$go go nihongo!!!

荷物の安全検査を受け、
待合室を探す。

路線ごとに待合室が決まっているみたい。

$go go nihongo!!!

わたしが乗る列車は7番の待合室。
待合室に行ってみると…。
人がたくさん。

夕飯をすませてから、乗車開始の時間を待つことにした。

$go go nihongo!!!

乗車1時間前だというのに、この人の多さ。

音楽でも聞いて、待ってようかと思ったら、
退屈そうにしていたぼうやが、ipodを欲しがって泣き始めたので、それもできなくなった。
ipodをしまって、何も持っていない手を見せて、
ないよ!!と言うと、泣きやんで、また退屈そうに、水筒の水をコップに入れたり、また戻したりして遊び始めた。子どもにこの人混みはきつい。

列の中には、駅近くの商店で売っていた折り畳みのイスに座っている人が結構いた。
やはり、このために売っていたのか。。。

ようやく20:15分ごろに乗車がはじまった。
切符のチェックを受けて、ホームに入ると
とても近代的!!!
ブレ写真しかとれなかったけど。
$go go nihongo!!!

わたしの乗る車両は15両編成の14両目。

寝台車の脇を通り過ぎて、普通車に向かう。
A寝台は2段ベッドで4人で一部屋の作りになっていた。
B寝台は3段ベッドで部屋のような区切りはない。
食堂車まで付いていた。

一方、普通車は思っていたよりも車内はきれいだったが
満席で、座れない人もいた。

$go go nihongo!!!

乗車して1~2時間は人がたくさんで、こんな感じ。
それから、驚いたのは、中国の列車はお湯のサーバーがついている。
お湯はタダでもらい放題だ。
だから、車内では皆カップめんを食べている。
5元で駅弁も売ってたけど。
ほとんどの人がカップめんを食べていた。

0時を過ぎるころには、途中下車した人も多く、席もすいてきた。

$go go nihongo!!!

席を移動して、皆、横になって眠り始めた。
通路をのぞくと、足がはみ出して見える。

$go go nihongo!!!

わたしの向かい側に座っていたおねえさんは
ずっと寝ないでいるわたしをみて、「眠くないの?わたしは向こうで寝てくる!」
と言って席を移動していった。

鉄道の旅といえば、車窓!!と期待していたが、夜行なので、何も見えなかった。
当然と言えば当然か。

$go go nihongo!!!

うとうとしながらも、爆睡することなく、パスポートと貴重品を抱いて一夜を過ごした。
寝台車はどうか知らないが、普通車は車内の電気が消えることがなく、安心感があった。

$go go nihongo!!!

そして、無事に翌日、正午前に東勝駅に到着!!
普通車の旅も楽しかったけど、次回こそ寝台車に乗ってみたい!!!!

東勝の街並みを見て、ほっとした。
バスを乗り継いで無事に配属先まで帰ることができた。
駅から見た、東勝の風景。
雲がない青空がきれい。
ただいまです。

$go go nihongo!!!