こんばんは

もうすぐ週末だ。
まだ3月なのに5月病気分だ。
最近は深海魚のように気分が沈んでいる。

今日は日本語科の現状について少し。

現在、配属先の学校で日本語を専攻している生徒はたった70人である。
各学年1クラスずつで、内訳は以下の通りだ。
高3 35名
高2 26名
高1 09名

年々減少していることがお分かりだろう。
さらに…昨日、同僚のは先生と話していて発覚したのだが、
今の高1からテストの点数換算が日本語専攻の生徒に不利なようになっているらしい。
極端な例だが、たとえ頑張って150点(満点)とっても、総合点数を出す時に75点にされてしまうらしい。

どうして、こんな事態になったのかというと。。。
ここ内蒙古では中学校の時は皆、英語を勉強している。
だから、日本語を勉強するのは、高校からだ。

朝鮮族の学校では比較的早い時期に第一外国語として日本語を勉強させている学校が多いようだ。(この間参加したJFの勉強会では、小4から日本語を勉強している生徒もいた。)

大学入試の時は、高1から日本語を始めた内蒙古の生徒も、中学校から日本語を始めた生徒も同じ試験問題を受ける。
実際、わたしの学校では、中学校の日本語の教科書から勉強を始める。
通常6年間で習う内容を、わずか3年でこなすのだ。
今学期になって、ようやく高2が高校1年生の教科書に入ったところだ。

他の科の先生の言い分では、中学の教科書を勉強しているんだから、点数を低く見積もられても仕様がないという考えらしい。

どうして急激に日本語専攻の生徒が減ったのか、ようやく理由が分かった気がする。
こういう理由で日本語学習者が減っていくのは非常に残念なことだ。

でも理不尽な扱いを受けても、9人の生徒たちは毎日一生懸命日本語を勉強している。
彼らは決して英語が苦手だから日本語を選んだわけじゃない。
自分の意志で、そんな不利な条件があっても日本語を選んで勉強しているのだ。

3年生が卒業したら、来年度からは、またグッと生徒の数が減るだろう。
日本語科の職員室でも、日本語科なくなったら、次は何の教師になる?というような話題まで出る。

わたしは行く先々で、「もうすぐ終わる」現場を目撃してしまう運命にあるようだ。
入学した大学の学科はなくなり、
後輩に引き継ぐはずのバイトもわたしの代で終わり、
この配属先もわたしで4代目。現状から見ても、おそらく次の隊員は来ないだろう。
そして、ゆくゆくは日本語科も…
と考えると、ああ、またか。と思ってしまう。

でも、一生懸命頑張っている逆境ナインに全力でエールを送りたい。
彼らが卒業するまでここにはいられないけれど、わたしにできることを精一杯やって
一緒に頑張っていこうと思う。

とりあえず、授業は楽しく!!!

とはいっても、具体的にわたしに何ができるだろうか。
こんなことを考えている今日この頃である。


写真はあんまり関係ないけど、授業で使った手書きプリント。
逆境日本語科にはもちろんプリンターがない!!

$go go nihongo!!!