おはようございます ゆかりんです。
今日もブログを覗いてくださってありがとうございます。
先日、シュタイナー教育の数学・芸術面に特に造詣が深い、近藤嘉宏先生の講座を受けに豊田まで行って参りました。
テーマは「祈り」。
特に無宗教の私には、祈りと言われてもピンとこず、あまり受ける気の無かった講座だったのですが、ある日ふと、なんだか受けた方がいい気がする…と思い立ちました。
祈りというと、どうしても「病気が治りますように」だったり「お金が入ってきますように」などと、エゴイスティックになりがちですが、シュタイナーの提唱する祈りはエゴが含まれていない内容が大前提です。
例えて言うなら、
「私や他人が、あるがままでありますように」
とか、
「困難がやって来た時、その人にふさわしく乗り越えられますように」
といった感じです。
困難は生きていれば誰しも必ずやってきます。
つい親なら子供が何の苦労もない人生を歩んで欲しいとお膳立てしようとしたりしますが、本当に不必要なことですよね。
困難にその人らしく向き合い、その人らしく越えていく時にこそ、人間としての成長と魂の成長があるんですものね。
そうなると親としてできることは、祈ることだけなんですよね。
「子供が困難を乗り越えられる勇気と力お与えください」ってね。
そうやって心を配り気にかける「心配」はしても、やみくもに不安になる「心配」は必要無いんです。
「母の祈り」をご紹介します。
宇宙を導く神秘から流れる
光と温かさよ
私をつつみ
守ってください
愛や光、温かさに包まれる感覚
崇高なものへの敬意
力づけてもらえる言葉
シュタイナーの祈りの言葉に含まれているものは、私たちが忘れてしまっている感覚を呼び覚まし、本来の自分らしく生きる本質の部分を癒す手助けになるものだと思います。
そう、祈ることができる唯一の動物、ヒトとしてね。
今日も素敵な1日をお過ごしください。