上塗り | ダンボール×レトロ看板

ダンボール×レトロ看板

ダンボールを使って、レトロ看板(?)を再現してみました。たまにイラスト練習&雑記もタラタラと載せてます。人物画を描くのが好きです。

お正月前後に取り組んでいたアクリル絵画の下地作り、

 

何を描くか決まらないまま放っておいた白地(灰色)平滑ですが

やっとこさ塗り終えることができました。

 

前回こちらのブログでアップした時に

気づかれたかもしんないけども

↑コレね

 

私が今ハマっている新選組のあの人を描くことにしてみました。

ポーズが現存写真、そのまんまですキョロキョロ

 

 

背景から塗った方が後々楽なんだろうけど、

何も考えてない私はなんとな〜く、

服から取り組むことにしました。

下絵では少し肩が狭かったので、

塗り足し広げつつカラーパレット

 

 

刀の辺り、昔の写真は不鮮明な所も多いので

ちょっと想像したり

『虎徹』調べてみたりしつつPC

 

 

 

写実的に描くのは苦手なんだけど

写真を見て描くとどうしても真似してしまう。

終わりが分かんなくてどツボにハマるのよねもやもや

 

そして顔が最後って…

意図したわけじゃないんだけど

近藤さんの最後をイメージさせるみたいで

なんかほんと申し訳ない。

 

 

そして気持ち急ぎめに

顔を描きました。

ちょっと首に対して顔が白すぎた(失敗アセアセ

今気づいた。びっくり

 

どっかで読んだんですが、

笑うと頬にえくぼが出来るらしくて

それがどちらかと言うといかつめの顔とのギャップで

親しみがあったとか。

 

そして最後に背景を入れて

調べると、新選組で有名なだんだら羽織の浅葱色は

よく見る鮮やかなものではなく落ち着いた色合いだったようで

今回も少し色を暗めにしてみました。

 

そして一旦、側面の段ボールをカット

ここで後悔がガーン

何層にも重ねたジェッソだったんで

流石に切るのが大変でアセアセ

ゴムを切っているような感覚でした。

↑の断面図、灰色の部分がジェッソの層

一番最初に切っときゃよかったショック

 

 

そして袖口のあの模様を入れて

もうちょっと三角形が細長い方が良かったな。

 

 

武士の忠誠ってことで『誠』を入れたら

これで完成です。

上からミルクペイントシリーズのトップコート(UVカット)

を塗って艶を出しています。

 

 

今回こだわったところは

羽織の布地感を出したかったんで

布に絵具を塗ってハンコの様に押していきました。

 

 

もっと計画的に進めるなら、

コラージュ下地を応用して布を貼っても良かったかなあ

と思います。

 

 

今回描くにあたって近藤さんの画像を検索したりしたんだけど、

『AI解析で写真を高画質化したらめっちゃイケメンやった』記事があったんだけど、なんだろな〜

私のイメージと違うショック

どっかのホストみたいで、

良い意味での田舎っぽさ、ピュアさが無くて魅力が半減ダウン

自分のイメージの近藤さんと、AIの近藤さんと。

どっちが本物に近いか分からないですが、

顔なんて1ミリ2ミリで印象が全然違ったりするので

心の中のイメージを優先しておこう。

 

昔の偉人を笑顔にしたAIのツールも見たことありますけど、

結局全部の偉人が同じ表情でつまんないんですよね。

個性がなくて。

 

近藤さんのえくぼもそうだけど、

八重歯が出たり

口の開き方にクセが出たり

そういう個性がAIを通すと消えちゃってね。

そこまで求めるのは、流石に数少ない写真からだと難しいかな。

 

一方で、100年以上前の幕末明治の写真を沢山見ることができて

心のタイムリープを時々楽しんでいます。

 

面白い照れ