長浜市大門町にレンタルスペースと木の器を製造販売する店舗を構える「森のハジマリ」と言います。

森のハジマリでは市民団体を作り里山を整備もしています。

市民団体の名前は Stay Forest です。

 

長年放置されてボサボサになった山を整備して、地域資源を活かし、関係人口を増やす事で地域活性化を目指しています。

 

1年前は夫婦二人だけで遊びから始まった整備から1年が経って市民団体設立に至りました。

 

整備している山には大きな岩があり、八条岩と言います。

 

 

昔、大門町の中心の道沿いにはお寺が多く並んで建っていて参道となっていました。

お寺が多いと言う事は多くの修行僧が住んでいたことと思われます。

 

お寺の裏の急な山を登ると八条岩があります。

 

お寺があり修行僧がいるとなると、八条岩の上で修行をしていたと推理ができそうです。

 

詳しい歴史の資料などはまだ見つかっていませんが、八条岩からの眺めや静かな佇まいは修行にはもってこいだったと思います。

 

この八条岩のある山を、30年ほど前の燃料事情の変化から人は山から離れていってしいました。

 

放置された山と岩が勿体無い!誰もやらないなら俺がやる!

 

と言うほどの熱い決意は無かったんですが、八条岩を観光地化する事で町が活性化できるんじゃないか?と思ったのです。

 

里山に観光名物。

 

 

使わないのは勿体無い!これを使ってビジネスに活かそう!

 

と、言う感じで徐々に進んでいくつもりでしたが、何もかもが一気に進めなくてはならない状況になってしまいました。

 

遊べる森林、登山道、八条岩、お茶屋兼店舗など全てが一周の中にハマる事になってしまったのです。

 

二つの町を巻き込む壮大な観光地化&マイビジネスをごっちゃにしたプロジェクトは1年経って大きくなり形になってきました。