【園長コラム】 さつきやま森の学び舎に通う子どものメッセージ | さつきやま森のようちえんのブログ

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2012年4月から大阪府池田市でオルタナティブ教育を実践している「さつきやま 森のようちえん」のブログです。日々のあれこれをつづっていきます。




さつきやま森の学び舎(小学部)に通うある男の子が2学期に1ヶ月近くかけて書いた文章がある。
きっかけは、もっと学び舎に友達が来てほしいから。
そのためのチラシを作りたいんだけどと言われた。

学び舎にはパソコンがある。
立った一台のノート型パソコン。
それを駆使して彼はチラシを作り始めた。

自分の考える、この学び舎について、率直に書いてくれているので紹介したいと思います。
写真はその原本。
ここには文章だけ載せます。

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さつきやま森の学び舎

学校に行く方へ


普通の学校では、先生といいますが、さつきやま森の学び舎では、スタッフやスタッフのあだ名を言います。普通の学校みたいではありませんが、普通の学校より自由過ぎなので、何をするか分からない事もあります。電車に乗る時、スタッフは、何も言いません

ついて行くだけです。子供が分からないと言っても、スタッフは、教えません。

さつきやま森の学び舎は、宿題をだしません。でもバカにならないと思います。なぜかと

いいと、さつきやま森の学び舎は、電車に乗る時、看板があります。例えば読めない字

が、あると思います 子供は分からないから、調べると思います。そこから学んでいくと

思います。小学部はようちえんと違って、小学部のお金があります それで電車に乗ったり出来ます。さつきやま森の学び舎では、クラスとか学年はありません。まず自分の好き

な事を探します 例えば「ロボットを作りたい」と言う子がいると、作ると思います。

でも、算数 漢字 が分からなければ、調べています そこで勉強になります。園長さん

は太郎さんといいます 太郎さんは子供たちの勉強をそこまでまつと思います。

普通の学校では、給食がありますが、さつきやま森の学び舎では、好きなものが食べれ

ます。自転車があると、サイクリングも出来ます。僕は、サイクリングが大好きですが、

今は、僕を入れて、小学部が1年生と2年生と6年生です。僕は6年生ですが、1年生

も2年生は自転車は、全然こがないので、1人で自転車こぐのは、すぐに楽しくなくなります。さつきやま森の学び舎の家は、ハウスと言います。さつきやま森の学び舎では、

何処でも食べてもいいです。食べる時間も決まっていません。玩具はダメですが、

使いたい物はいいです。いつも皆が遊ぶ所が、山・川・公園・ハウスぐらいです。

行く場所は皆集まって決めます。ぜひ、さつきやま森の学び舎に遊びに来て下さい。


何故僕が今さつきやま森の学び舎に

最初僕は畑野小学校にいました。勉強をしていたら、何故か全然集中が出来なかった

から、学習室と言う発散出来る教室があるんですけど、僕は学習室に4時間目にいくことにしました。それでも僕は教室にいるのもしんどかったから1日学習室にしてもそこに

いずらくて さつきやま森の学び舎にきました さつきやま森の学び舎はとっても楽しい


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原本には名前がありますが、それは今回は控えさせていただきます。


彼は今毎日のように動画を作っています。

そしてその動画を世界中に広めたい、世界中の人と話がしたいと言うことで、英語を始めました。


子どもの可能性は無限です。

無限だから大人には理解できないことがある。

昔は自分も知っていた、無限の可能性。

いつからかその可能性を否定し、小さな世界で生き始める。


大人だって無限の可能性があるはずなのに。


私たちは、どこまでも子どもの可能性を信じてこの場を作っています。

歩みはそれぞれ違うけど、確実に前に進んで行きます。

夢に向かって進んで行きます。


さつきやま森の学び舎には迷いがありません。

スタッフも、子どもたちも。

もちろん日々の生活で悩むことはあっても、

教育方針や進むべき道についてはしっかりと見えています。


私がさつきやま森のようちえんを作ってまもなく5年目。

学び舎は3年目を迎えます。

まだまだ歴史の浅い学びの場ですが、ひとつだけはじめるにあたって怖かったことがあります。


それは、教育はすぐに終わらないと言うこと。

何年もこの場を維持していく。

それが子どもたちにできる最大の約束だと思っています。


私の高校は統合されなくなりました。

小学校もなくなったと風のうわさで・・・。


でもこのさつきやま森の学び舎はなくならない。

そう、それが子どもたちとの約束。


園長太郎



たくさんの方にお願いしている、運営協力金。

メッセージを多くいただきます。

クラウドファウンディングを使えばいいのでは?

という提案もいただいております。

それもありだなと思ったりするのですが、

1回でなく、末永く応援してくれる人を集めたいな~。

そんな風に思うので、今のところここに書くだけにしています。


1000万円の協力金と月謝があれば、この園はずっと維持できます。

小学部 1クラス

ようちえん 1クラス

親子クラス 4クラス


小さな場ではありますが、これだけのものが維持できるんです。

学校の先生を一人雇うのには1500万円以上かかるって聞きました。

うちって安すぎ?


そんなことはどうでもいいんですが、

この場を守ることが私のお仕事。

そのために何度でもみなさんにお願いします。


ぜひ、ぜひ、一緒にこの園を運営してください!!


【さつきやま森の学び舎&ようちえん1000人応援団募集中】

木村太郎が園長を務める小学部とようちえん。この園が、子どもたちが幸せに生きられる力を身につける場を提供します。この園を長く運営していくために、応援団を募集しています。
1万円の運営協力金を1年に1回提供いただける方を募集しています。

応募いただける方は下記よりお申し込みください。(支払いはクレジットカードか、銀行振込となります)

https://ssl.form-mailer.jp/fms/352f9776406776

さつきやま森の学び舎&ようちえんは助成金などをもらわずに、独自の教育方針で運営している園です。そのため運営資金は自前で準備しています。しかし、まだまだ不安定。皆様からいただいたお金で私たちは長くこの場を続けていきたいと思います。どうぞ協力お願いいたします。

ここからはお礼の話

こんなことも考えています。
木村太郎はエコツアーディレクターもしています。1000人ご協力いただけるようになってら、お礼をしようと思っています。
その名も「ありがとうの旅」。1000人の中から毎年1名の方を、太郎の企画するエコツアーに太郎のお小遣いからご招待。オーロラ、マチュピチュ、アンデストレッキング、南アフリカ、ウユニ塩湖など。その年あるツアーから1つをお選びいただけるようにします。
1万円で太郎のエコツアーに行けるかもという動機でもいいので、運営資金お願いします。

さつきやま森の学び舎&ようちえん  園長 
エコツアーディレクター
木村太郎