【園長コラム】 パパの子育て感 「パパの育て方」 | さつきやま森のようちえんのブログ

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2012年4月から大阪府池田市でオルタナティブ教育を実践している「さつきやま 森のようちえん」のブログです。日々のあれこれをつづっていきます。


以前にも同じようなことを書いたかなと思いながら。
でもその日感じたことを書きたいので重複するかも。


先日講演で、「パパの子育て感」と「パパの操縦術」と言う話をしました。

まずは、パパの子育て感。

私は男なので、女性がどうやって母性を発揮していくのかはわかりません。
でも、生まれたてのぐちゃくちゃの宇宙人もしくは猿のような赤ちゃんを見て

「かわいい~~~~~~~!!」
と言っているからその瞬間にはあるのだと思います。

ではパパは。

特に一人目が生まれたとき。

妻の喜ぶ姿を見て、確かに小さいけど・・・。おっさんみたいだな。
うちの息子は頭の上がはげていたので。

そう、この時パパは父性のかけらもないということがよくあるみたい。
親父たちで話しているとそんなことを感じます。

お母さんは赤ちゃんを授かって、10か月共に過ごします。
蹴られる感覚。
そして一緒にいる喜びがあるんだろうな~。
しかも女性は生理があり、子どもを産むということを常に意識しているのかもしれない。

では男は・・・。
私の場合息子が10か月くらいまでよくわかりませんでした。
確かに笑顔は可愛いし。
一緒にいて何とも言えない幸せ感はあります。
でも

「目に入れてもいたくない。」

いやいや痛いでしょ。
みたいな。

他のお父さんの1歳近くまで父性が目覚めてなかったという話をよく聞きます。
どちらかと言うと、嫁を取られたライバルだったりして。
子どもにかかりっきりですっかり相手にされない父ちゃんたち・・・。

私は、息子が風邪をひいて苦しそうな顔を見たときに

「変わってやりたい!!」

って本気で思いました。
この時が本当の意味で父親になった瞬間だったような気がする。

そうだから父ちゃんを責めないでやってください。
母ちゃんたちとは違ってちょっと父親になるのが遅いんです。


さて、続いて「パパの操縦術」
ある本には、
男の人生を一言で例えると

「青春は大きな誤解」
だそうです。

確かに男ってそうだよね。

高校生の時なんてひどいもんです。
好きな子がいて、その子と目が合うたびにドキドキして。
また俺を見ている。
きっと俺が好きなんではないか???

いやいや君がじっと見ているから気持ち悪いだけだよ。

今だったらそう教えてあげられるのに・・・。


つまり、女性からは想像できないことを勝手に考える。
誤解星人なのです!!

ちょっとしたことでもへこむ
へなちょこ星人でもあります。


例えば。
疲れている妻を思いやって、お皿を洗った時に。

「ちょっと泡が付いてる」
とか
「汚れが残っているよ」

なんて言われたら、すぐにガラスでできたプライドがパリンと割れます。
そうすぐに割れるからたちが悪い。

言葉では出しませんが
「俺だって一生懸命やったんだよ。それをグチグチと・・・。」
みたいなことを妄想しているわけです。

もし旦那さんに任せたのなら、任せきってください。
そしてその家事の質などはあきらめてください。
仕方ないんです。
これで手一杯ですから。


あとよくあるのが。

子どもを1日預かった時。

お昼はマクドで、おやつにドーナッツとジュース。それにアイスも食べた。
と子どもから報告があっても怒ってはいけません。
あなたは任せたのだから。
前もって言ってくれればまだいいのですが。

もしかしたら、その1日が、旦那さんがお父さんと過ごした幸せの記憶だったりすることもありますよ。
俺も同じようにしたら子どもたちは幸せだろう。
いい父親だぜ!!

なんて誤解しているわけです。

誤解・・・。
ではなく、本気でやっているのでそれを否定されると、
「俺の想い出否定された」

またまたガラスのプライドが・・・。パリン。

そう、パパの操縦術。

どんなにおかしくても。
任せたときは任せきってください。

それが父親を育てていくコツです。

世のお父さんが、家事や子育てから離れていくのはいろいろな理由があります。
でもこれって結構大きいかも。

そんな誤解星人をよろしくお願いします!!


パパについても動画配信で詳しく話しています。
文章では伝えきれないからな~。
感情とか上手く伝わっているかわからないし。

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