こんにちは。

森のおやつ屋さんです。

 

本日2回目の更新です。

これが終わったら会社の経理事務に取りかかろうと必死。

パソコン仕事はまとめて済ませたーい!

 

さて、昨日イベントでアイシングクッキーを販売したので、

ここで販売のためのアイシングクッキーについて考えてみたいと

思います。

 

昨年の夏に体調を崩して10日ほど入院しました。

元々見た目より身体が丈夫ではないため、

現在のパンと焼き菓子の製造・受注・委託・移動販売のスタイルに

限界を感じて、身体に負担の少ない仕事の仕方を

考え始めた中、導かれるように出会ったアイシングクッキー。

 

現在、教えておられる講師の方はたくさんいらっしゃいますが、その中で

菓子製造業の許可をもっておられる方はまだ少ないよう。

ほかの焼き菓子やパンなどよりも賞味期限も長くとれるし、

記念日の贈り物としての需要が多いので、納期にも少し余裕を

持たせられるのではないか。

何より、手に取ったときの驚きと喜びが大きな、贈る方も

もらった方も幸せな気持ちになれるお菓子であるということに

強く心惹かれました。

 

シュガークラフトのレッスンの中で、単発的に少し教えていただいていた

アイシングクッキーですが、昨年本格的に講座を受けるまでにも

時折自己流で作ったものを販売していました。

そのときは、とにかく自分が作りたいものを作り、

結果技術が伴わなくてボツになったり、劣化が早かったり、

販売してしまってからも反省することしきり・・・

 

これはもちろん、アイシングクッキーに限らず

どのお菓子にも言えることですが、

自分の手を離れてしまってから、買ってくださったお客様が

どんな風に扱ってくださるかまでは把握できません。

 

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立体的なシュガーのお花やパーツ、

アラザンなどをたくさん乗せたクッキーは

作っていても楽しいし、

見た目も華やかでぱっと目を引きますが、

とにかく壊れやすいです。

ケースに入れてそれなりの値段をつけて

店頭で手渡しできるのならば販売も可能ですが、

イベントなどでバラ売りする場合は特に、

見えてナンボのデザインですから、

緩衝材でぐるぐる巻きにしてしまうわけにもいきません。

 

凝った型のクッキーも販売には不向き。

 

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この中の、猫の後ろ姿のクッキー、人気のあるデザインですが、

しっぽの部分が細長いので、そこがとても壊れやすいです。

このクッキーはプレゼントで、しかも宅配で贈ったので

可愛いラッピングはできず、個包装の上から

プチプチでぐるぐる巻きにし、さらに箱ごとまた緩衝材で巻いて

段ボールに入れました。

 

まずこれら壊れやすいデザインのものに関しては、オーダーの場合を

除いてイベント等での販売は封印。

 

自分の作りたいものと、販売できるもの。

その狭間でデザインを決めることが、販売のための

アイシングクッキーを考える時に最初に必要なことだと、

失敗を繰り返す中で最近ようやく気づいた次第です。

 

次回は、そこからさらにソフト面的な部分、

販売のためのアイシングクッキーの

好まれるデザインと、自分好みのデザインについて

考えてみたいと思います。