カセットテープのひつじ
2022年秋にリリースされたpottmann 1st Album “HELLO I’m GENKI”このカセットテープの絵を担当しました目をつぶりpottmannがつくった曲を聴いていたら、色があったり形があったりなかったりする音たちが雲の中を閃く稲光のようにぽんぽんぽんぽんと灯りだし、曲にあわせて動きながら下でも上でもない闇の奥の方へとおちていきました。絵にしはじめると楽しくなって時間を忘れ、やがて出来上がった絵に強く惹かれている自分に気づき、ぎょっとすると同時にとても気持ちがよくなりました。始まるような終わりに近づいているようなpot sounds こんなふうに宇宙と交信ができたら、どんな世界が見えるのでしょう。pottmannから送られてきた壺厄年2020という仮題のアルバムを聴きながら描きました。「中国夏」opiumの要素が強くでたこの絵は、曲が届いた日に聴きながら描いた絵です。はじめはpottmann も私もこの絵をジャケットにするつもりでしたが、えんすい舎やそこに居合わせたひと、スーパースターとのやりとり、そのときみていたもの、いろいろな偶然が合わさってこんなジャケット・本体ができあがりました。ジャケット第一候補の絵をリソグラフで印刷した直後に現ジャケットの絵を印刷したことでたまたま残ったのが黄色い花です。この1st album に歌詞があったとしたら…その歌詞にぴったりなジャケットになったと思います。パカッと開けて左側にある曲名はタイプライターでタイプしました。小学生の頃から憧れていたタイプライターは、昨年のお正月におばあちゃんちの屋根裏で見つけました。(10年前にはここからクラリネットが出てきました)また、笠智衆さん似のおじさんから譲り受けたという設定の自転車を漕ぐpottmannはぜひじっくりと見てほしいです。あらためまして、森本友です。ウォークマンをポケットに、ベッドからキッチンまで、玄関からベランダまで、家の中をウォークしていました。外に出ました〜街の花が咲き揃う季節がまたまた今年もやってくるんですね。side A が終わってひとやすみ、カセットを取り出してside B、そろそろおうちに帰ろうと思います。お・わ・りお取り扱い店舗・PEOPLE BOOKSTORE・平凡・パライソレコード・Zelt Bookstore