毎月発行される会員レターより
~理事長メッセージ〜
思いがけないスタートを切った今年度でしたが、皆さんのご理解やご協力により、無事に師走を迎え、2020年をしめくくることができそうです。ひと時は、今年度限りで、法人を閉じる提案も理事会に出るような社会情勢でした。そんななか、「考えて考えて考えたうえで、活動実施、内容を決定する」ということを今まで以上に続けてくれたスタッフにただただ感謝しかありません。幸いにして、このことが活動継続への大きな力になってきています。「ピンチはチャンス」などとよく言われますが、まさにそれを実践したと言えましょう。
とはいえ、23年間1年として同じメンバー同じ内容でされたことはありません。毎年毎年秋以降に次年度展望を考え、皆さんの動向を伺い、まさに「生きている」ことを実感する日々の連続です。
先日、保育に関わる方から、ほろ酔い談義がありました。「なんかね、どこの園も、どこの保育者も、合理的・早く済まそうということを求めるから、子どもたちが本質的に育っていかないのよ。手間暇かかってもやっている姿が、いかに子どもたちに生きた眼差しをうみ、豊かな経験なのか、、、どんどん子どもの時間が、大人時間で支配されていく~~」
また、個人事業の寺子屋関係の知人とは、「最近の中高生は、面白みがないよね、子ども時代が希薄過ぎて、思春期特有の味わいに到達しないからさ~。カラダは大きいのに、中身かすかす・・・・そういう子は、ちょっとのことで、なんでもすぐやめるし、もう老化がはじまってる?って感じ・・・」
どちらも長年現場を見てきた人の話です。そして、これらのことは、私たちの子どもが生きている世界の話でもあります。
学校生活や家庭では、補いきれない「生きていく力の源」となる活動を死守していかなければいけないと改めて思うメッセージを受け取っています。多くの人の想いや力が実現できるように、法人としてもバージョンアップしていきたいものです。
このところの皆さんの活動準備等への参加により、次へのステップへ進めることができそうです。あっという間に終わってしまう子ども時代を今までどおり、いや今まで以上に意識して、大人も一緒に楽しんでいきたいと切にねがっております。