離婚関連ではない話。

昨日は中学時代仲良かった子が、海外移住することになり、その送別会だった。

なかなかない機会なので親にお願いし、必死で寝かしつけし、なんとか22時過ぎに家を出た。

(こういう日に限って全然寝ないのよね)


私は地元でも進学校で有名な公立高校を受けたが不合格で、地元から1時間くらいの私立高校へ行った。


小学校の頃から運動はできないが、負けず嫌いで勉強はかなりできた方だった。


地元の公立中学なので、もちろん学力やバックグラウンドは様々だった。

今思えば、本当にカオスだったと思う。

荒れてた方ではないけれど、やはりヤンキーはかなりいた。

当時は部活と勉強に明け暮れていたので、そういったいわゆる怖めの人たちとは疎遠だった。

送別会の主役となった女の子はバスケ部でとても可愛く、コミュ力が半端ない子。

でもやはり高校進学と共に疎遠になり、成人式でも大して話した記憶がないから、10年以上ぶりの再会だった。


3日前に召集された飲み会だったが、参加者は11人とかなり多かった。


さすが人気の子だけあるよなぁ。

私がもし離婚せずにそのまま海外ついてってたら、絶対こんな会はまず催されないw


参加してた男子はマイルドヤンキー4人、普通の会社員2人、女子もやんちゃめ1人に元気系2人というメンバー。

正直ヤンキーのうちの1人に中学の頃「ブス!」といじめられていたし、喧嘩した女子もいたから不安ではあった。

でも飲み会が始まってみると、みんなそれぞれ大人になってて驚いた。

1番びっくりしたのが、私のことを「ブスがなんで可愛いグループにいるんだよ、出てけよ!」と罵ってきたヤンキー男子が、小声で「え?あいつめちゃくちゃ綺麗になってね?」と他のヤンキーに話していたのを聞いてしまったこと。

産後ダイエットがんばって本当に報われたと気づかないふりをしながら、心の中で大ガッツポーズをした。


心配していたのも束の間、むしろ昔の話とかあの子今何してるとか、大盛り上がりで結局1次会で帰る予定が、2次会のカラオケまで行き、朝5時に解散した。

もうしばらく会えないことを嘆いて、不覚にもみんなで泣いたりした。

(ちなみに、この日は東京の家に残ってた荷物搬入の日で普通にハードスケジュールでした)


朝5時半、すっかり明るい空。
働かない頭で歩きながら、すごく幸福感に満ちていた。


正直、大学にも行かず中卒で地元に残り続け、コンビニの前で相変わらずのメンバーとたむろしているのを何度も見かけて、心の中でどこか軽蔑していた。

「あぁ、この人達はここしか世界を知らないし、絶頂期は中学だったんだな」と。


しかし私が今心にじんわり感じている幸福感は、慶應卒という肩書きでも、東大金融マンと結婚したということでも得られないものだった。


もちろん東京の一流企業で働き、たくさんお金を稼ぎ、良いお洋服や化粧品に囲まれ、お洒落なお店で華金を過ごすのもキラキラしていた。

表参道や銀座など、東京にはワクワクがたくさん溢れている。


でも離婚をこれから迎えようとし、職もない私にとって、本当に合う幸せはそれに日々囲まれることではなくて、大好きな家族や友人と過ごしたり、窓を開けていても静かで日の当たる和室で昼寝をすることであり、出来立ての自家製梅ジュースを氷で割って飲むことなのだ。


27年かかってようやく気付いた。



自分が、いかに無価値なプライドや見栄に囚われて勝手に完全武装し、人を見下し傷つけていたかを。

そしてその傷も、自分ではなく相手のせいだと思っていたことを。

(ブスはもちろんいじめだと思うよ)

今からでも遅くないだろうか。

周りの人、これから出会う人をもっと大切に、幸せにしたいと強く思う1日だった。