スケルトン講師
今日は研修4日目。午前中の講師は、もり子たちの組織のひとつ上の階層に位置する組織の人で、なんか、めちゃ上から目線の人だったー全体をとおして、進行役をやってくれている人も同じ組織の人だけど、その人は全然そんなことなくて、むしろ、研修生を気遣ってくれてるのがよく分かる。とても感じいい。あ、ちなみにどちらも男性。30代かなぁ確かに、上に位置する組織ではあるけど、お互いの組織は個々であり、上下関係があるわけではない。いや、仮に上下関係があったとしても、だからといって、上から目線バリバリになるっていうのもどうかと思うねー。人間性が現れるとこだね講師さんの感じは、ネチネチはしていないっていうか┅よくありがちな、ほんとは傷が一杯で、エネルギー不足で、立場を利用して威張り散らしちゃう、みたいなのとは違ったなぁ。重い感じではなかったんだよね。なんかね、自信もたっぷり、エネルギーも一杯、話し方もハキハキ聞き取りやすいんだ。自分はいつも、君たちの仲間が、あんまりよく考えないで仕事してるから、すんごい迷惑してんだよねー、だから、これはやってくださいねー、ここに書いてあるんだから、ね、違いますそうでしょしつこいけど、何度も言うから、やってください。ねこれまではやらなくてもいいことにしてたけど、ここからはもう厳しくしますから。ねとか、ちょっとわからないことがあると、「ちょっとしたことなんで、教えてください」って電話してくるんだけど、ちょっとしたことなら聞いてこないでくださいね。ちょっとしたことならそっちで決められるでしょとか、そうかと思うと、わからないまま、中途半端に書類あげられてもね、こっちもわかんないから、余計時間かかるでしょ、違います判断しかねるようなことは聞いてくださいね。とか。ドッチダヨ。その他は、こないだも、あんなことがあって、こんなことがあって、自分達はそのお陰で大変だったという話を繰り返し繰り返し。段々エキサイトしてきて、まるでそこにいる研修生がなんかやってしまったかのようにまくし立て、かと思うと、急にトーンダウンして、ね、皆さんはもうこんなことしないでしょうけどね。とか。多分単純に、彼は、我々の組織を下と思っていて、自分はこいつらのせいで、いつもさんざん迷惑かけられてると思っている。でもいつも、こいつらのバカなこととかワガママなとことかを、大きな心で許してやってる。こいつらに普通に話したってわかんねーんじゃねみたいな気持ちって、もり子は分析した。ていうか、分析するまでもなく、見え見え、スケルトンで、もり子は、お前の愚痴はいらん。知るかって思って、午後からの演習の予習してた。でも、ちょっと不思議だったのは、「研修にかこつけて、日頃の鬱憤を発散しつつ、自分達がより楽になるような指導をしようとしてるな。」「上から目線の話し方がウザい。」「愚痴はいらん、その時間がもったいない」「やなヤローだな」って思ったけど、(笑)全然心に響かなかったし、自分のエネルギーが減った気がしなかった。心がフラットだった。なんでだろうね。講師さんのエネルギーが重いとか足りないとかじゃなく、むしろ自信満々だったからなのか。裏がないっていうか、講師さんにとっての事実をただストレートに話していただけからなのか。もり子が、講師さんが言ってたことに対して、たまたま、全く傷がなかったからか。もり子が、講師さんの言葉をまともに受けず、切り離すことができたからなのか。規格外すぎて感知できなかったのか。あ、ちなみに、かなりインパクトある話し方だったのと、要点をまとめるのはとてもお上手だったので、今までいまいち分からなかったことが、すーって頭に入ってきた。すごく頭がよくて、要領がよくて、無駄のない人なんだな。あ、そうか、我々への気遣いは無駄ってことだったのか。裏がないから、ある意味爽やかなんだけど、こちらがどう感じるかとかは全く考えてないんだよね。考えてるのは、多分、研修の要点をいかに我々の頭に叩き込むかというだけ。そうか、コミュニケーションへの配慮省略する人なんだ。それか、そういうことを関知することができない脳なのかも。うゎ失礼だなぁ┅と思うけど、あっけらかんとしていて嫌みが少ない。それできっとみんな、この人はこういう人なんだ、しょーがないや、仕事はできるからまぁいいか、って許してる(諦めてる)のかも。すごいねー。こういうタイプの人って初めて見たかもうーん、でももり子はね、あなたが失礼なことを言っているということについては、見逃してないよ。研修が頭に入ったことと、人をバカにするような発言とは別だからね。って、しっかり分けて認識しようと思ってるんだ。講師さんがどんな講義をしようとも自由だけど、もり子がどう感じるかも自由だもんね。どちらももり子が感じたほんとの気持ちだから。なかったことにはしてやんなーい