おはようございます(^_^)/
今日の金子みすゞの詩 『鯨捕り』
今朝は、曇って雪がチラついていましたが、今はお日様が顔を出しています。
寒い中、先程まで溝掃除でした。これから洗濯を干して残務、そして買い物と用事。
いつものパターンですが、ゆっくり熟して行こうと思っています。
北海道と東北の大雪、吹雪が心配です。災害がないよう願っています。
みなさん!今日も明るい方へ一歩!悔いなく過ごしましょうね!(*^^)v
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『鯨捕り』詩 金子みすゞ 曲 もりいさむ
海の鳴る夜は
冬の夜は、
栗を焼き焼き
むかし、むかしの鯨捕り、
ここのこの海、紫津が浦。
海は荒海、時季は冬、
風に狂うは雪の花、
雪に飛び交う銛の縄。
岩も礫もむらさきの、
常に水さえむらさきの、
岸さえ朱に染むという。
厚いどてらの重ね着で、
舟の舳に見て立って、
鯨弱ればたちまちに、
ぱっと脱ぎすて素っ裸、
さかまく波におどり込む、
むかし、むかしの漁師たち~
きいてる胸も
おどります。
いまは鯨はもう寄らぬ、
浦は貧乏になりました。
海は鳴ります。
冬の夜を、
おはなしすむと、
気がつくと~
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