『山いくつ』 詩 金子みすゞ『山いくつ』 詩 金子みすゞ 町のうしろはひくい山、 山のむこうに村ひとつ、 村のあちらは高い山、 それから先は知らないの。 おやまをいくつ、越えたなら、 いつかの夢のなつかしい、 黄金の城がみえるでしょう。