授業日記12。
こんにちわ。三男です。
いしがい絵画教室ももうすぐ一周年を迎えるわけですが、生徒さんも順調に増えてきて高校二年生だった受験クラスもいよいよ三年生になるわけで、だいぶ教室にも活気がでてきましたね。
子供教室も新しくK君が入ってくれて大変うれしいです。
さて、今日の授業はというと、静物モチーフが社会人クラス、また受験クラスの為に組んであったので、それを子供教室でも描いてみることに。
モチーフ自体は受験クラスでもかなりの難しさなんですが、それを子供ながらの感性でどう描いてくれるか楽しみにして課題をあたえたわけです。
モチーフはこれです。
さて、まずK君が最初に来たので今回の課題を伝え、さっそく描いてもらいました。
よーくみて描いています。
K君は幼稚園の年長さんなんですが、やはりはっきりした線でゴリゴリ描いていって、なかなかの絵ができます。
描いている途中にいつものようにS君が来て、いつものように「こんちくわ!」といって入ってきました。
S君にも同じように課題の内容を伝え、描いてもらいました。
この課題なんですが、受験生クラスや社会人クラスのようにデッサンの上達が目的ではないので、
線でモチーフを描いたら、色を何重か塗り重ねて、輪郭線でハサミで切り取り、色画用紙に張り、コラージュみたいにしようかと思っていたんですが、ある意味予想通り、途中で子供達は飽きました。
やっぱり課題が固すぎたか・・・。
まあまあ、それは想定内の出来事なわけで、次の課題を実は伏線として用意していたんですが、二人とも自由に描くことを希望したので、発表するまでもなく自由に描くという授業になりました。
僕のせめてもの抵抗として「色をつけて描いてね!」っと注文をつけてみましたが、まあ、それも・・・ね。
まあいいんです、うまくなるよりなにより楽しく描くのが一番なんですから。
絵は楽しく描き続けるのがいちばんなんですからああああ!!!
ああ、そういえば、今では子供教室の恒例となっていますが、S君がまた家で描いた絵を持ってきてくれました。
これは漫画「テニスの王子様」にでてくるキャラクターなんですねえ。
「おれ、マジっす! ドーン!」って描いてあります。
このキャラは熱血キャラだったと思います。
漫画の模写ってのは絵を上達させるにはもってこいの課題なんですよね。
楽しく描けますしね。
さて、とりあえず今日の課題の二人の作品を載せましょう。
これはS君の作品。モチーフにグラスがあったのでそこからワインを連想したようです。
カンパイしよう!!って書いてあります。
あと「なに・・・こ、このワインは・・・」とも書いてありました。
いやー自由ですねえ。怖いもの無しって感じがすごい好きです。
これは新しく入ったK君の作品。グラスをクレヨンのグレーで塗ろうとして輪郭線が消えてしまうのがすごく気になっていた様子でした。
本当は消えたっていいんですが、でもそのこだわりがいつか何かの形になって現れてくるのでは、なんて妄想がすごい膨らんできてしまって、言わないことにしました。
でも、グラス少し塗ったら飽きたようです・・・。ふふふ・・・。
まあでもよくよくみると実際上手いんですよね。
さて、ここからは自由制作タイムです。
こんな感じで二人でならんで描いていたんですが、ちょっとした事件が。
「なにそれ~、へんな絵~。」的な発言があって、やや険悪なムードに。
僕が慌てて「変じゃないよ。これがこうなってるんだよね?全然変じゃないよ!」といい、フォローしてその場はおさまりましたが、実はこれは結構な問題なのです。
子供が絵を描きつづけるには、他人から褒められて、自分は絵がうまい!みたいな自信から絵を描くのが楽しくなり、上達していくのです。
しかし、子供がそんなこと考えるわけもなく、思ったことをズバズバ言ってしまうんですねえ。
そもそも変な絵ってのは、人に描けない自分だけの絵っていう意味で変わった絵を描けるというのはすばらしいことなのです。
その辺りを教えようと思って、「ぼくもなんか描こう」といって僕も描き始めました。
すごい変な絵を描こうと思って描いた絵がこれです。ブタと魚とトカゲと蛇になんとなく角をはやした生き物を描いて見ました。
描き終わって気付いたんですが、これは変な絵じゃなくて変な生き物ですよね・・・。
案の定子供たちには伝わらなかったんですが、なんとなくこの絵は気に入ってくれたようです。
また今度変な絵を描いてリベンジを果たしたいと思います。
授業の最後にS君が言ってくれた一言、
「高校生になってもここ通う!」とニンマリしながら言ってくれました。
ものすごく嬉しくて最近緩くなり始めた涙腺がビックバンを起こしそうだったんですが、なんとか耐えました。
高校生になっても通ってもらえるような教室にしたいです。
最後に自由制作タイムに描いた作品の一部を紹介して終わりたいと思います。
S君の作品二枚です。
もっともっと楽しい教室になるようにがんばります!!









