先日、初版がかなり前のエッセイを読んだのですが、そのエッセイの中に筆者が初めてパソコンと相見えた時のことについて書かれていました。かなりの衝撃を受けたらしい。
私がパソコンと初めて相見えたのは1999年。小学5年生の夏のことでした。
シャープのノートパソコン。我が家初のパソコン。電子レンジや掃除機と違って、そのスマートで知的な存在感に、何に使うのか全く分からないのにも関わらず、すごく魅力的に感じたのを覚えています。
時同じくして、「アルマゲドン」のビデオレンタルが開始された頃で、ハリウッド映画に松田聖子が出た!みたいな騒ぎもあったからか、父がレンタルしてきました。
しかし、宣伝文句か何かで「タイタニックを超えた」みたいな事を言っていて、当時の私は、人生で見た映画の中で、タイタニックがナンバー1、これを超える映画なんて絶対にあるはずがない!と言うくらいタイタニックが好きだったので(それくらいディカプリオに恋していたのだろう)、アルマゲドンを謎に敵視していたのです。
ですが、小5の私はなんとも移り気の早いこと。
「アルマゲドン」を見たその日に、ナンバー1の座はあっさり変わってしまいました。
そしてシャープ大佐にメロメロ。あの知的な佇まい。爆弾のタイマーを解除するシーンを何度巻き戻して見たことでしょう。(それから数年後の大学時代に、プリズンブレイクを見て再び惚れることになるのだが・・・そしてまた何度もアルマゲドンを見返すことになるのだが)
そんな、超片思いの私のすぐ側に、パソコン・・・。
いじらない訳がないのです!何度か父がインターネットをしているのを覗いていた私。こどもの好奇心と記憶力は恐ろしいもので、知らないうちに手順は頭に入っているのです。
電話から延びる線をつなげば、「ピーヒョロロロロ、ヴォンヴォンゴォォ」みたいな変な音がしてインターネットが繋がります。ありがたい事にローマ字も習得済み。この時ほど、学校の授業が役に立った!と感謝したことはないんじゃないかな。
yahooの検索欄に「アルマゲドン」と入力すればアルマゲドン情報が現れます。
今みたいに、動画とか見れなかったし、何を調べていたのかは今は謎ですが、食い入るように画面を見ていた記憶だけは残っています。
その後、小学6年生になり「ポルノグラフィティ」の熱狂的ファンになった私は、ホームページのBBSに、極希に書かれる本人達の僅かなメッセージを見るために、何度もホームページを覗いたり、あらゆるサイトを探索しまくったのを覚えています。
そのおかげか、高校の「情報」という授業が非常に楽チンだったのを覚えています。
しかし、あまりに色んなサイトを探索しまくったせいか、我が家のノートパソコンはウィルス塗れに・・・。
起動しなくなるという、悲劇的終焉を迎えることになりました。
ノートパソコンという高額なものを壊した私。想像絶する説教をされても仕方がありません。怒られる準備は万全でした・・・が、我が両親はまったく説教をしませんでした。(ちょっと小言はいわれたけど)絶対怒られると覚悟を決めていた分、拍子抜けしてしまいました。
まさか、パソコンを壊したことによって、親の懐の深さを感じるなんて思いもしませんでした。
しかしその後、母のCDウォークマンにほんの少し傷をつけてしまっただけで、この世の終わりってくらい怒られました。
懐って深くなったり、浅くなったり、場合によって変化するものなのだと学びました。

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