私は子供の頃から仮面ライダーになりたいと本気で思っていた。しかし大人になるにつれ、この世の中では、非現実的なストーリーやハプニングも起きない上、ベルトでヒーローに変身するというシステムすら未だ開発されないこと、そもそも怪人が存在しないということに気づいてしまった。目覚めてしまった。いや、本当にそうだろうか。違う、これは悪夢である。そう、私はこの悪い夢から早く解放されなければならない。その権利がある。
そう思い立ち、今回ある解釈を思いついたので、記述していこうと思う。なおこの文章は暇つぶしで思いついたことを書いているので文の構成や内容を指摘されても、改善などされないのでご注意を。
まず変身することについて考えていこう。
私たちは仕事をしているときや、友達と会うとき、恋人と夜を過ごすときなど、同じ自分を保っているだろうか。おそらく皆それぞれの相手に合わせて自らのキャラクターを分解し再構築している。そう、我々は怪人二十面相のごとく常に変身しているのだ。ベルトがなくても変身できているのである。
次の問題は怪人である。敵がいなければ戦えない。ここでは仮面ライダーを職業とした場合を想定し、『怪人=面倒事』として扱っていきたい。理由として、怪人など現実ではお目にかかることなどないし、まずお目にかかりたくないからだ。よって仕事中に起こるトラブルや想定外の出来事を、様々なケースに応じて問題解決できれば、怪人を倒したということにしてしまって良いのではないだろうか。
こうして考えてみると働くということはもう仮面ライダーをやっているようなもので、そう働く人はみな仮面ライダーなのだ。