こんばんは!モモモリメイです

ついに来てしまいました……この時が……
もう昨年の話ですが、個人的大規模詐欺に遭いまして、400万なくなっちゃった

という出来事があったので、ブログに書きます
!
ただ、記憶を探りながら書いたので矛盾とか記憶違いとか、そういうものがあるかもしれません…!!というか、絶対あります!!あといろいろ端折ってます!!
そしてあまり重くならないように書きましたが、逆に不愉快に思われる方もいるかと思います
そんな時は読むのを中断してくださいね!
大体の流れと、わたしがそのとき何を感じていたのかをつらつらと書いています
どうぞよろしくお願いします!!!!!
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2025年9月24日、6年ぶりの地元ワンマンを控え、宮崎に帰る前日のお話です

ワンマンライブの様子はこちら

いつも通りバイトにいき、事務所内で仕事をしていたら、お昼14時ごろ電話がかかってきました。
仕事中なので一度目はとらずにいましたが、2度目がかかってきたため、電話にでることにしました。

「もしもし、警視庁捜査二課、シモダといいます。モモモリメイさん(本名)のお電話番号でよろしいでしょうか?」

「はい!」
この日、仕事でたまたま警察に連絡していたタイミングだったのと、一年前には痴漢の被害にも遭っていたので、警察から連絡がくること自体には何も違和感を感じませんでした。

「詐欺グループの主犯格となる人物を捕らえたのですが、捜査していく中であなたの口座が使われていましたので、お電話しています。」

「大阪のヒグチタクヤ、という人物をご存知でしょうか?」

(うわ〜〜〜!似たような名前の人知ってるな〜〜〜!!)
ここで、仕事の話でもなく、被害の話でもないことを理解します。

「似たような名前の人は知ってますが、結婚したりして苗字が変わっているかもです」
(たくやくん、まじで疑ってごめんなさい)

「その件で島根県警から要請を受けまして、警視庁からお電話しています。今お時間よろしいでしょうか?」

「仕事中です。何分くらいかかりますか?」

「30分くらいあれば大丈夫です。」
とにかくこの日はやることがたくさんあって、早めに仕事に戻りたい気持ちでいっぱいでした。ただ警察にはこれまでお世話になってきたので、なんとか協力したい気持ちもあって通話を続けました。(なんて良いやつなんだ……)

「わかりました。30分であれば大丈夫です。」

「では、ひとりになれるところに移動してください。まだ詐欺グループの全員を捕まえた訳ではなく、これから一斉検挙するつもりで動いています。話を聞かれないようにしてください。」

「電話は切らないでください。電話を切ってしまうと怪しい行動をしているとみなし、容疑をかけなければいけません。」

「通話の内容も話してはいけません。もし誰かに話してしまうと、その人からも話を聞かなければなりません。」

(大変や)

「また、あなたの携帯電話の回線を調べたところ、盗聴されてる可能性があることがわかりました。この会話も聞かれないように、今は警察の方でロックしています。ネットやアプリを開いたりしないようにお願いします。」

(盗聴!?警察でロックできるとかすげ〜)
話を聞くと、どうやら詐欺グループの中に警察や銀行で働く人もいるため、情報が漏れないように一部の人たちだけで捜査しているとのこと。
ひとりになるために、同じバイトの人に「少し外に出ます」と伝え、事務所を出たすぐのところにあるエレベーターの前に座って電話を続けました。
詐欺の内容や捜査状況の話を聞き、最終的には調査している島根県警と直接話をして欲しい、と言われます。

「島根県警のオノタツヤという刑事が、この事件を担当しています。」
(後に「小野達也」という漢字であることが分かります)
(分かったところで嘘だから意味ないけどね)

「警察では事件ごとに番号をつけています。これを事件番号といいます。これから事件番号をお伝えしますので、電話が繋がったら、事件番号とモモモリさんの名前をお伝えください。」

「事件番号は◯◯◯◯です。では、確認のために事件番号を声に出して復唱してください。」

「事件番号◯◯◯◯」(素直)

「いろいろ聞いてくると思いますが、勢いで答えたりしないようにしてください。もし言いたくないことがあれば黙秘権を使ってください。」

(え、なんかこわ)

「通話が切れた場合はこちらから折り返すので、お待ちください。」
「仕事中なのであまり職場を離れられませんが、結構時間はかかりますか?」
「ご希望であれば、モモモリさんが勤務されてる職場に、我々が後日伺い、事情を説明いたします。今は『家族のことで緊急の話がある』などと嘘をついてでも通話をお願いします。」
「電話は切らないでくださいね。」
(しんどい)

「本人確認のためにビデオ通話が必要なのですが、可能ですか?」

「今エレベーターの前にいて、たまに人が通ると思います。それでも大丈夫ですか?」

「ひとりになれるところは他にないですか?」

「完全にひとりになれる場所は近くにないです。公園みたいな広場ならあります。人は通りますが話は聞かれないと思います。」

「…………いいですよ」

(いいんかーーーーい)
事務所に戻り「ちょっっっっっと色々あって長引きそうです。すみません。」と伝えます。(結局嘘つけなかった)
同じバイトの人に(あ〜、話したいな〜)(こそっと話してもバレんやろ〜)とか思いながらも、人に迷惑はかけられないと考え直します。
途中で謎に電話が切れましたが、すぐにかかってきて「電話は切らないでくださいね。容疑をかけることになります。」と強く言われます。
そして、電話を繋げたまま広場へ移動。
途中に交番があり(警察の人に警察の話したいな〜)(言ったらどうなるんだろうな〜)とか思いながら通り過ぎました。
広場に着いたことを伝えると、島根県警をラインに追加するように言われます。

「島根県警に繋ぎます。ラインを開いて友達追加から◯◯◯◯(ID)を入力してください。」
丁寧に友達追加のやり方を教えてくれます。

(なんてかわいいアイコンなんだ……)

「追加したら何かメッセージを送ってください。なんでも良いです。」
わたしは島根二課をラインに追加し、メッセージを送りました。
(後輩が先輩に送るラインみたいだな……)
シモダとの通話を終えると、島根二課からテレビ電話がかかってきました。

「モモモリさん、よろしくお願いします。では、事件番号をお願いします。」

「事件番号◯◯◯◯です」
画面越しに、半袖の警察官の服(偽)を着た30代くらいの男性が現れ、警察手帳(偽)を見せてくれました。

(画質荒い上に何見せられてるかわかんねえ〜)

(これ全部偽物でも分からんよな〜)
スクショしたい気持ちを抑えつつ、(わたしは警察に協力する善良な国民なんだ!)という気持ちで小野(偽)と話をしました。
わたしも本人確認をする必要があるので、言われるがままに本名と住所、電話番号を伝えた後、免許証を見せました。(免許証が必要なことはシモダから聞いていました)
おそらくここが取り調べ室という認識なんだろうな、といった感じで話が進みます。

「これから話す事件の内容は、秘密保持の対象となっているものなので、モモモリさんと秘密保持契約を結びます。」
ラインに秘密保持契約書の画像が送られてきて、秘密保持の説明(よく分からなかった)を受けました。
説明が終わると、契約書の内容を一字一句全て読み上げるように言われます。ビデオ通話をしながらの読み上げは、だいぶ恥ずかしかったです。
契約書には警察官、検察官の名前があり、わたしの名前と住所もありました。
ちなみに広場はこんなところ。
思ったよりも近い距離で人も車も通っていたので、(変なことしてる人がいるな〜)って思われてただろうな……
契約書を読み終えたあとは、事件の話になります。

「ヒグチは取り調べで、犯行に使った口座をモモモリさんから40万円で買ったと言っています。また口座で取引した金額の10%を報酬として渡した、と。」

「口座間で8000万円の取引があったので、口座を購入した金額と報酬を合わせると、ヒグチから840万円を受け取っていたことになります。そのようなお金はありますか?」

「ありません。」
それ以降は、この辺りを質問されました。
⚫︎犯人(特徴)に心当たりがあるのかどうか
⚫︎詐欺に使われた楽天銀行の口座を開設した覚えはあるか
⚫︎もっている銀行口座と口座ごとの金額
(アプリなどは開かず、覚えている範囲で)
⚫︎自宅にある貯金額
⚫︎わたしの仕事について
⚫︎家族構成やそれぞれの仕事について
警察(偽)に全面協力してるわたしは、素直にお金のこと、仕事のこと、家族のこと、全て話しました。
楽天銀行の口座はもそもそ持っていなかったので、教えてもらった口座開設日に何をしていたのかをSNSで遡る、という作業もしました。
結構時間がかかった上に、最終的に「こちらでモモモリさんが口座開設をしていない確認がとれました!」と言われて、(最初から確認しろよ〜)と思いました。
島根二課が取り消したものは秘密保持契約書で、これは後日郵送してくれるとのこと。
途中でビデオ通話から音声通話に切り変わったのは、充電しながら通話したため。本人確認も終わったから音声通話でOKとのことでした。
ちなみに電話の開始と終了のタイミングには

「◯時◯分、開始(終了)します。」
と毎回時間を伝えてきました。
ちゃんとしてる感が出るな〜
詐欺に使われた口座を開設していないことが分かると、無実の証明をして欲しい、という話になります。

「ここからは検察の調査になります。検察に変わりますので、失礼のないようにお願いしますね。」
(ここには権力の差があるのか…?)なんて考えていると、電話の相手が別の人に変わります。
検察からの話は、無罪を証明するための3つの方法についてでした。
①強制調査
20日間勾留されること※逮捕歴がつく
②開示請求
口座を調査させてもらうこと
→1口座調べるのに6ヶ月以上かかる
③紙幣調査
口座にあるお金を調べる
→調査は20日以内に終了する
(そういう決まりがあるとか言ってた)
ちなみにわたしのように調査線上に名前が上がった人たちがどのような割合で何を選択してくれたかも教えてくれました。(もちろんほぼ紙幣調査を選択)

(ライブがなかったら勾留されてみたいな〜)
そんなことを考えながらも、結局は紙幣調査を選択することになります。
わたしの口座にある1万円札の番号を調べることで、お金の流れを把握し、悪いお金がないかを確認したいとのことでした。

(そういうことってできるの!?お札の番号でお金の入手先が分かることってなくない!?)
だいぶ疑問でしたが、早く仕事に戻りたい一心で、一旦飲み込みます。
ちなみに、自分で調べて申告するものだと思っていたので、(宮崎帰る前にまたやること増えたやん〜〜〜〜きち〜〜〜〜)と思っていました。
話を聞くと、準備した口座に1万円札を振り込んで欲しいとのこと。

(良かった……)←良くない

「振込手数料の無料回数分を消費してしまいますが、調査が終わった後にまた戻りますのでご安心ください。」

(ありがたいな)

「後日、預かり証明書を郵送するので保管しておいてください。」

「わかりました!」
ちなみに、検察との話では度々「疑ってしまってごめんなさいね」というような話をされます。ごめんなさいとは言われないけど、そんなニュアンスなことを言ってきます。

(いえいえ!警察は疑うのが仕事ですから!存分に疑ってください!)
と思っていたし、
本当に何もやってないからこそ

(全面協力!なんでも調べてください!)
という気持ちになっていました。
ここからは振り込み作業に取りかかります。
まずは以下の作業を口座ごとに繰り返します。
①口座アプリを起動して、表示されている口座の金額画面をスクショして送る。
②振込限度額を上限いっぱいに設定し、画面をスクショして送る。
③即時振込サービスの設定画面にて、設定前後の画面をスクショして送る。
どの設定方法も、丁寧に教えてくれます。
全てのスクショを送り終えた後、アプリから振込ができる2つの口座から、口座内のほぼ全ての金額200万円と190万円を振り込むように言われます。
ちなみに小野(偽)との話で地方銀行もあるかも、と伝えましたが、その話題にはならず(割と適当なんだな〜)とか思ってました。
振込先を伝えられます。

「これから伝える口座情報は、声に出して読み上げてください。〇〇銀行〇〇支店〇〇〇〇」

「〇〇銀行〇〇支店〇〇〇〇)」
口座には196万円あったので1万円札が6枚残ることになります。

「残った6万円は振り込まなくていいんですか?」

「大丈夫です。調査が終わるまでの生活に使ってください。」

(ほえ〜)
メッセージの取り消しは、送った画像で口座情報が載っていたものを、詐欺に気づいた後に削除しました。画像のように、スクショを送って、通話をして、の繰り返しでした。
振り込みが終わると、残高のスクショも送ります。
※ちなみに被害額400万って言ってるのはキリがいいから!
※被害額に10万上乗せしてるけどいいかな?って友達に確認したら、いいよって言われたよ!

「振込を確認しました。後日秘密保持契約書と、預かり証明書をご自宅にお送りします。届いたらラインにてご連絡ください。」

「今回盗聴防止のために携帯回線のロックを行っているので、今日1日だけは携帯をあまり使わないようにお願いします。」

「家にあるiPadはいいですか?」

「いいですよ」
その後、iPadで検索して詐欺だったと知ることになります。(このお話はまた後日

)
全てが終わったのは18時半ごろ。仕事も終わる時間になり、今日中に終わらせたい仕事は諦めていました。

「だいぶ遅くなってしまいました。お仕事の方は大丈夫ですか?」

「まあ、、、大丈夫です。」

「ご協力ありがとうございました。」
こうして、詐欺(被害)が完了しました。
事務所に戻ると、みんな帰宅していて誰もいない状態でした。
帰り道の途中で、

(やっぱり警察である証拠が少なすぎるよな〜明日もう一回確認させてもらおうかな〜)
なんて考えながらも、4時間半の通話から解放され、疲れた身体には、一仕事終えたくらいの達成感がありました。
400万詐欺の話〈引っかかり編〉完
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長くなりましたが、最後まで読んでくださったみなさん、ありがとうございました!!
「バカだな〜」
「そんな感じだったんだな〜」
「かわいそうだな〜」
などなどいろんな感想があるかと思いますが、起こったことは仕方がないし、今は「お金を得るぞ

」という気持ちです!
ブログを読んで「何か応援したいな」と思ってくださった方は、ぜひモモモリマーケットを覗いてみてね

ライブに会いに来てくれたり、グッズ購入してくださったらめちゃくちゃ嬉しいです
