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~ 心の健康奉仕~ 徒然なるままに  心療内科-もりの緑メンタルクリニック

横浜市青葉区田園都市線たまプラーザ駅から3分のメンタルクリニック、心療内科、精神科。ストレスやうつの治療を行う精神科専門医。薬物療法やカウンセリングによる懇切丁寧な治療。不眠、倦怠感、更年期障害、自律神経失調症などの症状があれば受診をおすすめします。


まずは、被災された方にお悔やみを申し上げます。

三陸地方は地震の多いところですが、今回の地震はとてつもなく大きな地震であり、
その被害は1896年の明治三陸沖地震に匹敵するようです。

当時よりは護岸整備もなされているはずですが、ほぼ同様の被害が出てしまったことから、
今回の津波がいかに強力であったかがわかります。

しかしながら当時の本をひもとくと、もちろんマグニチュードなどという表現はありませんが、
津波の高さはおよそ30mと今回以上の規模のようです。

100年以上の年月がたっているわけですが、自然の猛威に対しては
人間がいかに無力であるかということがよくわかります。

救助活動の進歩が、より多くの人命を救ってくれることを願うばかりです。

災害や戦争での精神科医の活躍する場面は直接的には少ないと考えられますが
(現場ではあまり役にたたないかもしれませんが)、精神障害を患っている方が、
この強いストレスの中で、薬もなしにどうしているのかと心配になります。

今後PTSDを患った方が増えるかもしれません。
被災された方に精神面でより積極的にかかわれる機会がもてたらと思います。

当クリニックでは被災されて関東方面に避難されている方への援助の一環として
当面の間診察料を無料とさせていただきます。
震災のため保健証などお持ちになれないことがあると思いますので、
柔軟に対応させていただきます。

ご不明の点があれば電話あるいはホームページ の相談窓口をご利用ください。

~ 心の健康奉仕~ 徒然なるままに  心療内科-もりの緑メンタルクリニック

インターネットの威力のすごさを感じるできごとが最近増えています。


中東での民主化の波を引き起こす原動力になったことが印象的ですが、人が直接ふれあったり、対話をすることなく意見が世界中を駆け巡る時代についていくのは大変です。


真実はひとつですが、ものの見方には多様性があります。

ひとつのものの見方がインターネットを通して真実をさえ変えてしまうことになりかねません。

まるでインターネットが世界を縮めて、不確定性原理(観測しようとすれば相手の位置や運動量が変わってしまう)が成立する量子力学的世界観が存在するかのようです。


自分の位置や運動量は自分で決める、というあたりまえの自覚を再確認する必要がありそうです。

さもないと、気がつくとインターネットを上手に利用できる人々の支配下におかれてしまう事態になりかねません。


精神科の仕事も同様です。最近は認知療法がはやっていますが、精神科医の仕事はクライアントの心の認知を変えることでもなく、諭すことでもありません。

心理検査やカウンセリングを行いますが、クライアントの位置や運動量を測定して測定値を伝え、「正しい値」になるように誘導するならば、それは単なるマインドコントロールにしかすぎません。

より安定した状態に位置や運動量が落ち着くように自覚していただくことをお手伝いするのが認知療法の本意です。


量子力学的な観測者としての立場で接しないよう、自戒の念を持ちながら日々の診療を行っています。

LADYというドラマが最近はやっているようです。


内容は刑事物ですが、前回は精神科医が犯人の心理分析をして捜査の進展に協力をするというストーリーでした。



人の潜在意識を絵で表現する方法はいくつか知られています。


代表的な物が、バウムテスト(ドラマに出てきた、木の絵を描かせるという方法です)ですが、これは時間がかからず簡単にできるので、しばしばメンタルクリニックの初診時の心理テストに用いられます。


得られる情報量は少ないのですが、性格の傾向をおおざっぱに把握できます。


他にも風景構成法家族画などを絵を描いて深層心理を探る方法があり、カウンセリングの導入に力を発揮します。


これらは投影法といって、文字通り、深層心理を紙に投影させる方法で、判断する心理士や精神科医の分析力が必要とされます。



今回精神科医が登場するドラマは「もりの緑メンタルクリニック 」で撮影が行われました。


ドラマで使用された机や本棚、コンピューターは実際に診療で使用されている物です。


座る方が緊張しないように形に工夫を凝らして設計をした特注の机です(ちょっと自慢)



もりの緑メンタルクリニック

院長 加藤邦夫



心療内科-もりの緑メンタルクリニック
ザックジャパンはよく戦いました。



ひとつひとつの試合はきわどい勝利が多く、最終的に勝ち残れる確率は相当低いはずですが、よく優勝することができたものです。



優勝できた原因は、監督の采配、チームワーク、いくつかの光る個人技などいろいろあげることができます。



確率を考えると偶然優勝できたかのようになりますが、勝ち残るからには確率では語れない理由があると思います。



スポーツの面白さはこの確率では語れない隠れた必然性にあるようです。



必然的に勝つためには常に相手よりも得点を獲得する確率を上げることが必要です。



そのためには相手の戦略だけではなく、相手の体力、モチベーションなどをすべて分析して、相手の力を上回るように戦略を変更し続ける必要があります。



この適応力が勝利を勝ち得た原動力でしょう。



適応性を発揮するのは監督の采配だけはなく、選手ひとりひとりの判断と勘がものをいいます。



この意味でアジア杯は試合ごとの進化だけではなく、試合中に進化をとげることができた日本代表の勝利ということができます。


もりの緑メンタルクリニック

院長 加藤邦夫


心療内科-もりの緑メンタルクリニック
映画「ソーシャルネットワーク」がゴールデングローブ賞をとるなど大好評です。私はまだ見ていませんが、インターネットの威力はひと昔前には予想の着かないところまで到達しているようです。
インターネットによって表現される世界は現実のようにみえますが、現実の一部を表現していると考えるべきで、現実に近い虚構であるかもしれません。

人間の脳にある神経細胞の数は数百億とも数千億とも言われています。世界の人口よりもはるかに多くの細胞がネットワークをつくっています。
これらのネットワークが作る情報も現実の世界を正確に反映しているとは限りません。そのネットワークの中では真実でも現実ではないのが普通です。

ソーシャルネットワークが誰にも制御できないように、脳細胞のネットワークも制御が不可能な場合があります。

現実と内部の世界の情報をフィードバックすることによってはじめてコントロールが可能になるわけですから、インターネットも現実から得られる情報をフィードバックする習慣をつけないと、虚構が独り歩きする時代がやってくる恐れがあります。


もりの緑メンタルクリニック

院長 加藤邦夫