おはようございます。
いつもありがとうございます。
多客期で手を振る機会が増えた、というお話を前回に書きました。
それつながりで・・・
最近よく「機長さん書いて〜」と客室乗務員から受け取るのが、「ログブック」です。
様式は様々です。
お手製のフォーマットの方もいらっしゃれば上記のような市販のログブックだったり。
なぜパイロットが書くか、というと、巡航高度とか使用滑走路ならまだしもアプローチタイプやALTN(代替飛行場)なんかを記入する欄があるとどうしてもパイロットに聞かざるを得ない、という事情があるそうです。
私も何度も記入したことがありますが、どうてしても記入できない「社外秘情報」もあるので全て埋めることができなかったりしますのでそこはご理解いただきたいのですが・・・
受け取ったときに、前のフライトクルーはどう書いているかなぁ?なんて見るのも楽しみです。
すごく気合を入れて書いているCAさんだなぁと思うページもあれば、忙しかったのかシンプルなページもあったり。
しかし、毎回聞くのはお返ししたあとに「パイロットも記入してくれたんですね、嬉しいです!」という感想をいただくことです。(客室乗務員経由で)
良い旅の記念になりますよね。
とはいえログブック記入はあくまでボランティアですし、多分記入に前向きなパイロットが全体のどれだけ存在するのかはわかりません。むしろ少数派かもしれません。
(※ある会社では客室乗務員がパイロットにそんなお願いができるような雰囲気じゃない、というのも聞いたことがあります)
しかし、私自身は多分少数派なのかもしれませんが、できるならば書かせてもらおうかなぁというスタンスです。
どうしてもタイトなスケジュールだったり、あまりに数が多い場合や、何かトラブルを抱えていたりすると記入できないこともありますのでそのあたりはご了承ください。
「フライトログブック」と検索すると、様々な方が「マナー」を書いておられます。
現在はフライトレーダーなどの良いアプリで色んな情報が取得できます。
埋めれるところは埋めてもらってたら嬉しいなぁと個人的には思います。
ぜひ皆さん「マナー」を守って、良いフライトの記念となればいいなぁと思います。
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