震災と幼馴染みとブログ | ~店長の戯言~

~店長の戯言~

こちらは、最上階に邪教徒と地縛霊が住まい、階下では脱毛サロンと育毛サロンがしのぎを削る、建物自体は古めかしくも抜群の耐震強度を誇る雑居ビルにて、ユーズドクロージングを売り捌く男、基い漢が綴る、愉快痛快奇々妙々なる駄文の羅列でございます。

皆様、いつもながらお久し振りでございます。
東日本大震災以降、至る所で目につく募金箱や義援金を募る人に、有り金を手当たり次第に全力で注ぎ込んでいるマスターTでございます。

中には托鉢僧を100倍くらい胡散臭くしたような、詐欺師オーラが放射性物質よりダダ漏れしている男が募金箱を首からぶら下げていたりするのですが、そんな輩にだって

「テメエ、この金を赤十字に届けなかったら高濃度汚染水をケツに流し込むからな!分かったかYouCunts(オマ○コ野郎)!」

常連客に強く薦めれてようやく鑑賞した話題のアメコミ映画『キック・アス』にすっかりのめり込み、ヒットガールのキメ台詞を添えて募金する日々です。
それもこれも、黙って2億円の義援金を差し出した久米宏や、原発問題に苦しむ福島県いわき市に、自ら運転する2tトラックで救援物資を届けた江頭2:50のような、カッコイイ漢になりたい願望からではなく、ごく単純に私Tが岩手県出身者だからに他なりません。そして被災者となった幼馴染みのO・T君の言葉が、私を暴力的な募金活動へ突き動かし、偽善アピールと勘違いされそうなこのブログを発信させています。

「同情するなら金をくれ。ついでにお前の下らないブログで無職になった俺の暇を潰せ」

端的にまとめて文字に起こしてみると、何というか身も蓋もない感じなので、もう少し詳細に言葉を肉付けしてみます。因みに彼はれっきとした被災者ですが、その甘いフェイスと巧みな話術で高校生の時分に『3P(男1:女2)』を体験済みの男にして、己の結婚式(もちろんデキ婚)の時にキャンドルサービスの炎が自分の頭に引火して即刻披露宴中止、本人は救急車で病院に搬送されるという、『因果応報』をも身をもって体験済みの男が惚れる真の漢です。

「俺さあ、思うんだよね。YouTubeでへったくそな自分の歌を垂れ流してる元アイドルのおばさん(*1)とか、被災地にへったくそな自分の絵を送ってる元アイドルのおばさん(*2)とか、あれって究極の完全自己満足オナニーだよなーって。東北人温厚だと思ってナメたことしてんじゃねえってんだよ、まったく。え?歌に関してはあの女の旦那(*3)のオナニーでもある?くそ、てめえ、ますます腹の立つようなこと言うんじゃねえよ。話題変えようぜ。
あっ、そうそう、腹が立ったと言えば、あれ、ACのCMな。電気が復旧して久し振りにテレビ見たらよ、CMであればっか見せつけられて参ったわ。あれは精神衛生上絶対に好ましくない。特にイラッとすんのが、アニメで挨拶を啓発してるやつ。♪たーのーしー、なーかまーが、ポポポポーン♪ってホラ、諳で歌えちゃうんだから俺の洗脳っぷりも相当危険だべ?しかも俺がどーにも納得いかないのが最初の『こんにちワン』ね。なんで犬だけ鳴き声なわけ?
ありがとウサギ
こんにちワニ
さよなライオン
おはよウナギ
いただきマウス
いってきまスカンク
ただいマンボウ
ごちそうさマウス
おやすみなサイ
で、なんでこんにちワンよ?いただきマウスとごちそうさマウスで対になったりしてるのに。そういう統一感に欠けるところがすげえイライラするぜっ!え?こんにちワンのワンはワンちゃんのワンとも言えるから鳴き声とは限らない?くそ、てめえ、ワンちゃんってのは俺の中では王貞治(*4)だけなんだよ!
ってそうそう、王(ワン)ちゃんと言えば、台湾からの義援金120億円突破。あれは素直に嬉しいよなー。あの規模の国で100億超えって相当よ?孫さん(*5)の自腹で100億の義援金ってのもかなりパンチ効いてるけど。やっぱりこうなってくると確かに石原軍団とか杉様御一行の炊き出しなんかも嬉しいけど、もっと長期的な視野で考えると
『同情するなら金をくれっ』
てところなんだろーな。まあ、安達祐実(*6)には心底同情するけどね。元旦那の復縁懇願ネタとか実母のAVデビューとかマジで気持ち悪いから。
あーそれから気持ち悪いといえば、これだけはどーしても声を大にしてお前に伝えたかったんだ。最近どいつもこいつもしんみりと善人面して『自粛』『自粛』って口にしててマジでキモいんだよ!何の不便もない健全な奴らがそんなことしてたら、いつまでたっても本当の意味での復興なんて出来やしねーって。本気で被災地のことを思っているなら頑張って働いて金を稼いで、それを自分の懐が寂しくならない範囲で継続的に募金するのが一番なんだって。え?誰の受け売りだ?そんなの自分で調べろ。でな、それをせっせと調べる前にお前がやらなきゃいけないのはブログの更新!お前がブログをちっとも更新しないのは自粛してるからじゃなくて単にメンドクセーからなのは知ってるけどよ。ここは一発、"被災地に遠慮する体の偽善臭プンプンな雰囲気"のじゃなく、炎上すれすれっていうか、炎上してブログが消滅するくらい下らないやつ限定でやってくれ。分かったか?」

実際の会話に私が3割ほど脚色を施しましたが、このように考えている被災者は確かに存在しています。そもそも更新が少なすぎて炎上するほど注目なんかされていない当ブログですが、幼馴染みの意を汲んで、これからもせっせと募金に励みつつ更新作業にも邁進していきます。






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(*1)中山美穂・・・・・・80年代を代表するアイドル。おフランス在住。壊滅的に下手な歌声を被災地へ向けて発信。大いに怒りを買う。ついでに実妹の中山忍は「私は姉のように歌うことは出来ないけど、何か力になりたい」と避難所で自ら炊き出し。人間性とは血筋で決まるものではないことを行動で示す。

(*2)工藤静香・・・・・・80年代を代表するアイドル。片岡鶴太郎と同じ匂いを放つ芸術活動は賛否両論。別段ヘタクソではないがさりとて加山雄三の方がよほど上手いであろうレベルの巨大な仏の画を、被災地へ送ろうと画策。大いに顰蹙を買う。嘗ては親友だった筈のシャブPこと酒井法子への見限り方がこの人の本性を垣間見せる。

(*3)辻仁成・・・・・・現在は中山美穂の夫(前妻は南果歩)。ミュージシャン、作家、小説家、映画監督。要するに器用貧乏。カリスマ性の塊であるアントニオ猪木から強引にカリスマ性を削ぎ、単なるシャクれの大男としてスクリーンに映した大罪は万死に値する。氏の小説作品全般が鼻持ちならないものであるが、何といっても中山美穂とパリのシャルル・ドゴール空港で遭遇した時の第一声「やっと逢えたね」は心ある男子の握り拳を硬くしたことは想像に難くない。

(*4)王貞治・・・・・・通産本塁打数868本の世界記録を持つ元プロ野球選手にして、日本国民栄誉賞の初受賞者。現在は福岡ソフトバンクホークス球団取締役会長、読売巨人軍OB会会長、日本プロ野球名球会会長という、とにかく偉大な人物。現在はちょっと堅物のイメージが強いが、奥さんへのプロポーズは「ドドンパはお好きですか?」である。『ワンちゃん』とは現役当時のニックネーム。国籍は中華民国(台湾)。

(*5)孫正義・・・・・・ソフトバンクグループの創業者。4月3日に被災者支援と復興資金として個人で100億円を寄付すると発表。この発表時期の絶妙さも流石敏腕経営者といったところか。ちなみに出身は佐賀県。本文前半にて、おそらく本人が最も望まない形でエピソードを披露してみた江頭2:50も佐賀県出身。

(*6)安達祐実・・・・・・元祖天才子役。ドラマ『家なき子』で発した名台詞「同情するなら金をくれ」が有名。実母がだいぶ人間的に欠陥だらけであることも、元旦那が大して面白くない上にチョーウザいことも有名。10代前半の頃に30代の役や、20歳頃に5歳の役を演じるなどの無茶をやらかした結果、そのルックスも相まって本人もなかり年齢不詳。個人的に彼女のグラビアは法律で取り締まっても良いと思う。




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