きっとこれからは成長しない経済体制の研究が進むと思う。
まだ言い出してる人はいないし、ぼくが勝手に思っているだけですが、
成長が豊かさの前提となっているのっていつか破綻しますよね。
抽象的な話になりますけど、一方向に進み続けるのって出来ないと思うんですよ。
波みたいに高くなったり、低くなったり、そうやってなんとなく均衡点みたいなものが見えるんじゃないかなと思います。
それにさすがにインフレで成長してるように見せかけるのにもちょっと無理があると思うんです。
そんなことを最近考えているのですが、ふと思うのがラテン系のヨーロッパ、イタリア、スペイン、フランスあたりのことです。
あのあたりの国ってあんまり深刻に働いてるイメージはないのになんか人生楽しそうじゃないですか?
それなんでかなって考えて思いついたのが家なんです。
あのあたりって石造りの家だったり、ものすごく古い家を壁塗りなおしたりして使ってますよね。
それで思ったのが、もし家がタダだったら、家賃もマイホームのローンもなかったら、ずいぶん生活楽になるんじゃないかってことです。
家賃は収入の三分の一までなんて話を聞きますが、逆に言えば家賃がなければ収入は三分の二になっても大丈夫だと言えるんじゃないかと思います。
別の言い方をすれば、失業率30%でもまわる社会を作れるんじゃないかって気もします。
ラテンの人たちがそれほど経済経済言ってないのに楽しそうなのってこれ結構効いてるんじゃないかと思うんです。
だから今やるべきは数百年というスパンで利用可能な家を作ることなんじゃないかと。
それ自体も短期的(といっても数十年という期間になると思いますが)には経済政策(失業、雇用)として効果絶大な気もしますし。
そもそもこんなことを考える前からなんでビルだのマンションだの東京タワーだのあんなに大きい建物が50年くらいしか使えないように作ってるのかが疑問でした。
あとこれは気分的な話になりますが、新しいものがいいものだって文化もちょっとなって思うところがありまして。
新しいものがいいものだったらもう全部が最初にピークを迎えてあとは衰退するみたいに感じられてしまうし、まだ使えるのに物を捨てることになったり、精神的にも環境意識みたいなところから考えても合理的な気がするんですけど。
昔の人の方が使うほどいいものになるっていう感覚を持っていたように思うし、実際使うほど味が出るような製品を作るのが上手かったような気がします。
今ある最新のもので、50年後に見るに耐えるようなものってぱっと思いつきません。
話を戻しまして、家の件ですが、
ただ日本という土地柄ネックになるのは地震でしょうね。
数百年間地震に耐えられる家を作るのは難しいかもしれません。
日本家屋が木造なのは材料の制約もあるとは思いますが、地震が多いということも関係しているように思います。
まだまだ先は見えてきませんが、成長しない経済学、考えて行きたいと思います。
