11/29


展示会2日目


朝一番でいらして下さった日舞仲間のSさん


お子さんが来年幼稚園に入園されるため


訪問着の上に羽織る七分丈コートが必要とお声がけいただきました


お好きな生地を選んでいただいてコート体験していただきましたおねがい


写真ではわかりにくいのですがシワ加工され草花の地模様が可愛い生地です

あらかじめシワ加工してあるのでシワになりにくく、脱ぎ着する場面で重宝します



次に羽織っていただいたのはお召しの風通織

上品な光沢感と高級感があります


風通織とは

表と裏で異なる色の糸を使い、模様の部分で表と裏の組織を交換する二重織の一種


十日町で織られているもので、お着物にも仕立てることができます


衿元と袖口、背中の中心にエレガントな柄がくるようにデザインされています





こちらは墨流しのような地模様がエレガントです

ビビットな青色が縦ぼかしで入っていて


格好良さが際立ちます


さあ、この方はどのコートを選んだと思いますか?ウインク




急にいらして下さったマニアックなK様には


こちらを着装していただきました

本阿波藍で型染めした江戸小紋と袋帯(青柳)


こちらの型紙はもうないそうなので


二度と作ることが出来ない幻の逸品です




こちらも

十日町でしか作れない泥染小紋

印伝の帯(水國織物)も十日町産です


羽織(岡重)はご自分のものです




こちらは小千谷縮に流水柄を染めた逸品(恭平工房)

帯は夏物の本漆の印伝(十日町 水國織物)


シボ感のある小千谷縮に流水柄を綺麗に転写するのは至難の業だと思います


 


こちらも十日町産


老舗の着物ブランド『滝泰』(たきたい)の紋紗です

帯も十日町ブランド 本漆染の夏帯(水國織物)



ワントーンで合わせると背を高くスラリと見せる効果があります


その上に極限まで薄くて軽い羽織(絵羽模様)



雪輪柄の中は手引き織が施されています

十日町でこの手引き織が出来る職人さんは80代の方お一人だそう


後継者を育てているところだそうです



そして今回、意外と人気の高いのはこちら



新商品です


その名もフワモコ草履


まるでお草履を履いているかのように見えるのですが


実は鼻緒がないので


中は普通のサンダルになっていてメチャクチャ履きやすいのです



お値段も破格値


定価23100円→11550円



日本で一番安いと思います


新品を半額で扱っているお店は他にないそうで


あまり公にはしないように問屋さんに頼まれたそうです


密かに超お買い得商品ですウインク