母はいわゆる創価二世というやつだ。

一緒に暮らしていたのは小学校高学年くらいまでだったけど、自分の部屋に仏壇を置いて、その前で一生懸命なにかを唱えている姿は何百回と見た。

仏壇の前の母の横に座って、音読の宿題を見てって頼んでたなぁ。


母のことは別に嫌いじゃない。

創価が絡まなきゃいい人だから。ご飯を全部ガストやらマックやらのデリバリーで済ましてたし、決していい母ではなかったけど。

でも時々、もし物心つく前に創価三世に染め上げられていたらと考えると、本当に恐ろしくなる。池田なんたら先生が褒め称えられる様子をテレビで見て、ぶ厚い本を何冊も集める母の姿はもはや狂気だ。幼い頃に何度も会館に連れて行かれてたことも考えると、今まともでいられているのは幸せなことかもしれない。


創価の流れはどうやら祖母から来ているらしい。祖母のことは好きだ。一緒に住んでないけれど、家族の中では一番かもしれない。

なんで私の家族には性格がまともだけど宗教に狂ってる人か、宗教色皆無だけど性格がアレな人しかいないんだろう。

家でのことは大抵、外での振る舞いに関する反面教師にしかならない。