モラハラ妻との365日 -20ページ目

モラハラ妻との365日

止まない雨はない。と信じてきたけど、もう限界。

帰省してから、早1週間が過ぎた。

だが、私は家に帰っていない。



「熱はないのか?」

「36.8?高めじゃない?」

「荷物は家の中に入れないで!」

「絶対に持ち込まないで!」

「感染してない?」

「出来ないなら帰ってこないで!」



帰宅するや否や、リビング奥から浴びせられる差別的な言葉の数々。

今に始まったことでもないし、ある程度は覚悟は出来てはいたが、やはり堪える。


この状態でしばらく一緒に過ごすことができるだろうか?


自粛期間の長さが、私の我慢の閾値をすっかり下げてしまっていた。


「なら、実家で寝泊りするわ」


私は玄関で靴を脱ぐこともなく、そのまま荷物片手に、近くの実家へ身を寄せた。