表のデータを見るには

うれしい、行を挿入して増やすことができたわ。
でもその行をみるにはどうしたらいいのかしら?


SELECT句を使うとみることができるよ。

構

SELECT * FROM　[表名];　

文は次のようになります。

SYUKEIYAKUテーブルの中身を見たいときは

SELECT * FROM　SYUKEIYAKU;

となります。

行を増やすにはどうするの

早速データを入れて見たいは
SQLでデータを入れるにはどうするのかしら？

表に行を追加するにはINSERT句を使います。

構文は次のようになるよ。

INSERT INTO [表名] VALUES(DATA1,DATA2…DATAn)　　　　　　　　　　　　　　

nは列の個数だけ　　　　

INSERT INTO [表名] [(列名1,列名2..列名n)] 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

VALUES(DATA1,DATA2…DATAn)

nは列の個数だけ

最後に紹介したSQLはDEFAULT値を設定した列に使うとその列を指定しなくてもよ

くなるので便利だよ。

実際にSYUKEIYAKU表に次のデータを入れてみましょう

ID	NAME	ADD_DATE
1	MATUZAKA USITAROU	20070420
2	BUTAE SATUMA	20060520

最

INSERT INTO SYUKEIYAKU VALUES(1,’MATUZAKA USITAROU’,’20070420’)

nは列の個数だけ

初の構文では

2番目の構文では

INSERT INTO SYUKEIYAKU

(ID,NAME,ADD_DATA)

VALUES(2,’KUROBUTA SATUMA’,’20060520’)

となります。

実際にSQLPlusで実効してみると以下のようになります。

VALUESと列名があってないとエラーになります。(ORA-00193)

VALUESの型変換が無効な場合もエラーになります(ORA-01722)

行を指定しない場合でデータが足りない場合もエラーになります。(ORA-00947)

列の型ってどんな型があるの

列の型が出てきたけど、具体的に
列の型にはどんな型があるのかしら？

ざっと紹介すると、こんな感じだよ。

またあとで詳しく紹介するね。

型名	説明
CHAR(size)	固定長文字データです。sizeバイトまで格納できます。格納されたデータがsizeまで満たないと空白を埋めます。
VARCHAR(size)	可変長の文字データです。sizeバイトまで入力できます。
LONG	4GBまで格納できる文字列です。制約や整合性に問題があります。
CLOB	4GBまで格納できる文字列です。
NUMBER(p,s)	整数p桁で小数点s桁の数値が格納できます。
DATE	日付を格納することができます。 格納できる範囲は 4桁年、月、日、時、分,秒 です。
RAW(s)	sバイトのバイナリデータを格納できます。
LONG RAW	2Gバイトのバイナリデータを格納できます。制約や整合性に問題があります。
CLOB	2Gバイトのバイナリデータを格納できます。
TIMESTAMP	時刻を1秒未満の単位として格納します。
TIMESTAMP WITH TIME ZONE	現地時刻と国際標準時の差を時間もしくは分で格納します。
TIMESTAMP WITH LOCAL TIME ZONE	データベースの現地時刻と国際標準時の差を時間もしくは分で格納します。
INTRVAL YEAR TO MONTH	月単位の期間を格納します。
INTERVAL DAY TO SECOND	秒単位の期間を格納します。