10CCを脱退したロル・クリームとケヴィン・ゴドリーのふたりが、1977年にリリースしたアルバム。アナログ3枚組で、数ページに及ぶブックレットをが付属した豪華ボックス仕様だった。『ギズモファンタジア』というタイトルで国内盤もリリースされたようなのだが、未だかつて1度もお目にかかったことはない。
あまりに昔のことなので記憶はさだかではないが、僕がこのアルバムを手に入れたのは1987年から1989年の間だったと思う。
1978年のアルバム『L』や1979年の『フリーズ・フレーム』のライナーノーツでその存在は知ってはいたが、現物を見たことはなかった。
なので、中古ショップで見つけたときは思わず心の中でガッツポーズ。それぐらいレアなアイテムとなっていた。でもとくに迷うこともなく購入したので、そんなに高くはなかった気がする。
しかし帰宅してレコードを聴き始めたら少し後悔の念が。『ギズモファンタジア』という邦題がつくぐらいなので、アルバム全体を通して壮大なストーリーが展開。その合間にゴドリー&クリームの歌ものが入るという、英語ネイティヴでないと内容がさっぱりわからない。
正直なところ3枚組のアルバムを聴き通すのはツラかった。今はウィキペディアなどに解説が掲載されているので、「世界各地でハリケーンが起こり人類滅亡の危機が迫る中、音楽の力が世界を救うというナンセンス・ドラマ」だということはわかるが、当時はそんなことを知る由もない。
同じ感想をもった人たちが世界中にいたのか、のちに歌ものだけで構成された『Music from Consequences』がリリースされることになる(邦題は『ミュージック・フロム・ギズモファンタジア』)。
国内盤のCDは2011年にほかのアルバムと同時に紙ジャケット仕様でリイシュー。14年が経った現在、人気がないのかこのアルバムはどのプラットフォームでも未配信。
「Honolulu Lulu」という名曲も収録されているので、もしも中古ショップやヤフオクなどで見かけたらゲットすることをオススメします🎵
