みなさん、こんばんわ

 

先日はもっぷのはじめての月命日でした。ご飯とお水の器が新しくなって、とてもかわいいのに替えてもらえました。お花も新しいのに替えてもらいました。足跡がいっぱい付いたかわいいロウソクで、これも足跡がたくさん付いたかわいいお線香に火を点けて手を合わせることができました。

 

さて今日は10年以上前に罹った結核が、もっぷのおかげで完治した話を書きたいなと思っています。

 

結核は法定伝染病(なのかな?)であり、隔離が必要となる要件を満たした場合は法律の定めにより強制入院となります。そんな病にかかってしまった私は、都内にある結核病棟に入院していました。

 

入院中は個室に隔離されます。一般病棟から区切られた一角に個室がいくつかあり、ここが結核病棟です。ひとつの廊下の両側に個室が配置されていて、その廊下の先には結構しっかりとした扉が2つあって、その扉の間には看護師さんが詰めている部屋あります。この2つの扉を通らないと、その先にある一般病棟に抜けられないようになっています。結核病棟は減圧されていて、空気が一般病棟側の扉から、結核病棟の換気装置(各個室と廊下の先にあります)へ流れるようになっています。トイレとシャワーは結核病棟内にあるので、結核患者は週一回、院内でレントゲンをとるとき以外は結核病棟から出ることはありません。

 

入院期間中はもっぷに会えません。もっぷの謎成分が必要な私は、電話の音声通話でもっぷと話すということを毎日していました(ガラケー時代でした)。もっぷは鳴かないので自分が一方的に話しかけて、もっぷの様子を妻に教えてもらい、あとで様子を写メで送ってもらうということをやってました。もっぷは結構喜んでいたらしく、もっぷとの会話は1日で最高に楽しい時間でした。

 

 

結核の入院期間は様々で、早い方だと2か月ほどで退院できます。私の場合、ここでももっぷのおかげで3週間ちょっとで退院できました。3週間というのは最短の入院期間でして、当時の退院の条件が、週に1回実施される結核菌有無の検査で「ネガティブ」(菌が見つからない) を3回連続できると退院となります。検査は菌を培養した結果を確認するため、2、3日待たないと検査結果を教えてもらえません。また結核病棟の壁に貼ってあるカレンダーには入院患者が (勝手に) 検査結果を書き込んでいるので「ああ、この方は3回目でのやり直しを2回やってるんだな」というおそろしい現実を知ることとなり、この検査結果を待つのは結構地獄でした。

 

退院時にちょっとした笑いがあったのですが、入院時に保証金を10万円、病院に預けていたのですが、入院費は国費なのでお会計は300円ほどでした 。保証金の大半は戻されるので、医師に「この10万円、預ける意味があったのでしょうか?」とにこやかに尋ねたところ「脱走する人がいるので国費で精算できない場合があるんですよ」との説明を受けて、ふたりで大笑いしたのをとてもよく覚えています。

 

膝の先生も結核の先生も同じ苗字の方でした。退院後もしっかり診ていただいて、本当に膝、肺結核という専門分野のプロフェッショナルであり研究者だということが滲み出ている方々でした。

 

追伸

もっぷのことが好き過ぎて、結核になってもすぐに完治してしまったのですが、妻とすべての濃厚接触者に感染していなかったのも、もっぷのおかげだと思っています。ありがとう、もっぷ