今年の春の一大事は福島県
楢葉、広野、浪江の三町合同開催です。

春一はTDF(Team diamond four)が地方自治体と最強タッグを組み、笑顔のチカラを生み出すというモノ
例年、開催前からの長い時間を掛けて、メンバーが現地を訪れたり、地元企業とのコラボをしたりと色々仕掛けてきますが、今年もまた強烈にやってくれてます

11月に開催された「復興なみえまち十日市祭」にももいろクローバーZが参加すると、そのステージであーりんPPPによる新ユニット"浪江女子発組合"がお披露目された
(PPPとは、perfect playing  producerなのかpink playing producerなのか?)

メンバーはあーりんを筆頭に
アメフラっシの愛来、市川優月、小島はな、鈴木萌花
B.O.L.Tの内藤るなと高井千帆
世間的な知名度はまだまだかも知れませんが、歌もダンスも実力はスターダスト品質。
タレント性豊かな有望株たちです

そんな浪江女子発組合ことJA浪江は、毎月一回、浪江町にて定期イベントを開催します
12月8日に第1回大会、1月25日に第2回大会が開催されましたが、そのイベントの様子がyoutubeなり川上Pのtwitterなどで配信され、全国の、全世界の人たちが観ることができました




このイベントは実に暖かい
JA浪江が歌を披露し、役場の人を交えて現在の浪江町の状況を聴くというもの

第2回大会の今回は、スタプラフェスの運営もされていたニッポン放送の桐畑プロデューサーも登壇。
自身のラジオ番組で取材してきた震災後の街の様子について、放送内容と齟齬が無かったかを確認したいとのことでこれまでの取材内容や番組を作る上で気をつけていたことを話していました。

その中、印象的というかコレが結論だよなと思ったのが、「テレビは強い絵を求めがち」ということ。ネガティブな物を求めて、それが先鋭的になっている
それに対してあーりんの感想が

「結婚のニュースより離婚のニュースの方が耳に残ったりするじゃん?人間のゲスいとこだよねぇ〜」

ホントそう
「少しでも楽しいニュースを」とも言っていたけど、悪いところを寄ってたかって叩くのではなく、良いところを見つけていきたいですよね
実際に廃炉の問題とか地方ならどこでもある少子高齢化とか、ネガティブな方向に行きそうな話題でも、ポジティブな方向に持っていけるあーりんの話ぶりも秀逸でした
そして
春一の開催場所となるJヴィレッジを
「キレイだし……バカでかい」
この言い方、最高です(笑


JA浪江はまだ持ち歌が「なみえのわ」「あるけあるけ」の二曲しかないので「あの空」をアメフラボルトのメンバーで歌い分けをして演っていました。
「あの空」は女川町の復興の様子を取材したNHKの番組のエンディング曲としても使われていましたが、前を向かせる名曲

JA浪江の衣装を着た女の子たちをステージに上げて、一緒に踊り、会場を手を繋ぎながら歩く

間奏では自然と発生する
"世界の浪江 ナンバーワン"のコール


9年前、地震が起きた日
仕事場で携帯を開き
ワンセグでニュースを呆然と見続けていたことを覚えています

津波警報で赤く縁取られた東北の太平洋側
夜になって、次の日にもその次の日も死者の数、行方不明者の数と一緒に永遠とアナウンスされる町の名前

浪江町もその記憶の中にありましたが、今回で"あの空のコールにある町"に更新されました


今回のイベントは途中、動画も含めた撮影許可が出ていて、高井ちーちゃんや鈴木の萌花ちゃんの爆レス動画などがtwitter上に多数拡散されています(現地参戦の組合員さんありがとう!)



そんなわけで、"浪江"でtwitterを検索していた中、一つ気になったツイートを見つけました
それは、浪江町の雑草が繁った公園と思われる写真と共に、政府はオリンピックの前に生活環境を復興させろというもの


それでふと思いました
"公園の草刈りってボランティアでやれないだろうか?"と
春一参加予定なので、その際にとなるとまだ3ヶ月も先の話になってしまうのですが、少しでもポジティブなこと、出来ること考えたいと思います。