地元の青春ツアーも当然のごとく外れ、一般販売となった有安ソロコンも無情の三連敗…。

 

そんな中、久しぶりの「べっぴんさん」が癒しに。

 

久しぶりの面々。すでに懐かしい。

悦子様、ウェディングドレス着ながらゴミ焼きしたら臭いつきますよ。

 

さて、大島会長の語りから本編へ。

お見合い17連敗中のダァイキュウ小山。

絵に描いたような堅物でバカ正直。

そりゃ「愛の無い結婚」と言ってお見合いしてりゃ、上手くいくものもいきません。

そんな性格だから女性社員から煙たがれる存在。

 

ある時、悦子さんと小山の2人、エレベーターに閉じ込められるアクシデント(ベタですねぇ)

「っ出して」と助けを呼ぶ声も悦子様節が効いている。

 

エレベーターの一件のお礼にとキアリスXマス缶を小山にプレゼントする悦子さん。

この時、生まれて初めて恋に落ちる小山。

それに気づく弥生ちゃんの透察力が凄い、というかハッとする演技が良い。

このドラマは子役がみんな素晴らしいですね。

 

東京の百貨店の御曹子とお見合いすることになった悦子。

御曹子から「(仕事を辞めても)それほど後悔されるものでないでしょ」という言葉。

屈辱を微笑みで隠す悦子。

娘のために進駐軍相手のホステスを務めながらも持ち前の高貴さで生きてきた悦子。

同じ戦争の苦労をしながら女学校時代の同級生が作った職場はそんな軽い物ではない。

そこに弥生ちゃんに押されてやってきた小山が乱入。

「愛の無い結婚はさせられない」

 

見合い相手を掻っ拐われた御曹子もカッコ悪い。小山の鋭い指摘に対し、悦子を水商売上がりの子持ち女呼ばわり。

 

これにはさすがの悦子も「なに?」

でました(笑

ついでに「このダボォ!」悦子様最高です(笑

鉄火場を生き抜いてきた女性は強い。

 

お互いに恋愛を意識する中、悦子さんの家に訪れた小山。

ここでも弥生ちゃんが気をきかせて二人きりにする。

悦子さんは戦争で死に別れた夫の事を忘れる事が出来ない。

遺影の前には形見の手帳と万年筆と割れた腕時計。

好きな人を失う事が怖いから好きになる事が出来ないと言われ帰る小山。

 

弥生ちゃんに呼び止められた小山は木に引っかかったボールを取りに木登りする。

ワンカット抜けてるよね、ここ。

 

弥生を迎えにかやってきた悦子に木の上から「恋することの素晴らしさ」を訴えて落下、骨折の小山。

病院のベッドの上で「まるごとの悦子さんがいい」と告白し、万事塞翁が馬。

 

 

結婚式の場面に戻り、披露宴というところで新郎の小山が失踪。

冒頭で悦子が燃やしていた亡き夫の遺品を拾い「まるごと愛している」

響子さんと裕作の関係ですね。

灰だらけの礼服でも大急特撰だから大丈夫!?

ぎこちない誓いの接吻を見守る面々と終わって笑い出す二人が素敵です。

 

 

さて、次のスピンオフでは勝二の不倫疑惑!?

怒るのか?手のひらで転がすのか?良子の反応が楽しみすぎる。