キアリスワンダーランド。
嬉々として想像図を描くメンバー。
昭一の銀行で銀座店出店の融資計画を立ててもらうも、銀行としては融資はできないとの判断。
そこに古門社長が無条件出資の話を持って来る。
カドショウへの不信感と自分達の夢の実現との間で出資話を受けるか迷うが、健太郎は銀行の評価が今のキアリスの評価であり身の丈に合わない計画を進めるのはキアリスらしくないと、しっかり計画中止の進言をする。健太郎はええね。


後進が育って来たことは実感したキアリスメンバー+紀夫くんは退職を決意。
って、なにも皆でいっぺんに辞めなくても…。


メンバーはそれぞれが夫婦で過去を振り返る。
マダム良子に慣れていたので、女学校時代の良子が可愛らしい。
しかし昭一さんは定年間近には見えないね。ずっと若い。


栄輔には執筆の仕事や講演の仕事が舞い込む様になっていた。
潔は栄輔にオライオンに入社して一緒にやらないかと誘うも、栄輔は会社を潰してしまった反省から組織の中に入って仕事はできないと断りを入れる。
それならと、ファッション評論家という新しい肩書きを付ける。
酒を酌み交わす二人。良いシーンです。
栄輔は、家族を持ちたくないと言っていた明美さんのことを気にかけていた。
そして、死ぬときに一人なのは寂しいのではと一緒になることを提案する。
オトナな二人。栄輔の明美さんのあしらいも良いですね。
一緒になることを決意した明美さんの「家建てるわ」は男前。


いつものごとくレリビィでたむろしている所に健太郎がお客さんを連れて来る。
それはキアリス創成期、看板がわりにショーウインドに飾ってあった紺色のワンピースをプレゼントされたあの子。
立派に成長し、自分も着たワンピースを娘の入学式に着せてあげたいとお直しに持ってきたのだった。
「べっぴん」が人の人生に大きな力を与えてくれたというしるし。
まだ若かった頃のメンバーに戻る演出がベタ is best
新聞に取り上げられた健太郎は、このエピソードを紹介すると、自分のもお直ししてと過去キアリス製品が大量に送られてくる。これは作り手冥利につきますが、送る方も先に問い合わせとかしないのかな?
新社長の武ちゃんもお直し部設立を即座に決め、すみれ達の第2の人生が決まる。
しかしこれ、料金はどうしてるのでしょう?


健太郎はキアリス本店をミニワンダーランドに改装することをさくらに打ち明けるが、そこ耳打ちする必要ないでしょ。


今週が最終週でも良かったぐらいのいろいろと物語が着地しましたが、来週が本当の最終週。
さて、どうなりますでしょうか?