小山さんを紹介されて驚く4人それぞれの表情がおもしろい。悦子様の一人娘やよいちゃんもええ顔。

相変わらず潔家に居候のさくら。
ジローに会おうと嘘をつくさくらに
「うちにいてる以上、夕飯までに帰って来なさい」
何気ない返事かもしれないけど、ユリらしい筋と愛情のある一言。
家に栄輔が来た時も、泣きながらどれだけ心配したかと愛が溢れるユリ。

潔は栄輔の成功に何を思う。
大急社長室で再会。
会った瞬間の栄輔の表情が全てを物語る。大人になってクールに装うが。
若者向け女性服に進出しようとする潔をバッサリ切る栄輔の心意気、優しさ。兄貴と慕った人ですからね。
栄輔が「姉さん」と呼ぶのも泣けるね。

夢を追うジローを見て、東京に行きたいと言い出すさくら。
夢に夢みるさくら。
かといって何がある訳ではない。
東京行きを思いがけず栄輔に賛成されて怯んでしまう。
そして失恋。
自分のダメダメぶりに嫌になっていることでしょう。
そんな中、久しぶりに会いに来た母親すみれに「何かやりたいことがないのに家出したり学校を辞めたいと言うのはわがままだ」と言われる。
自分が何をしたら良いのかわからない状況での親からのこの言葉はツライ。
すみれは正論を言っているかもしれないが、正論だけでは何ともならないこともあるのよね。特にこの年頃の時は。

「あんたなにがしたいん?何となく生きてたら流されるだけやで、自分の人生の舵取りは自分んでせなな」
ママの様に諭されれば前を向く気にもなるかもしれないが、すみれは直球過ぎる。
猪突猛進がすみれの真骨頂かもしれないが。

「わからんもんよ、女の一生なんて」
人生いろいろ、明日は明日の風が吹く

親は子どもが夢や生き方を選択することを見守る事しかできないと気づいたのだが、その肝心の生き方を見つけるということが難題だということには気がつけないすみれでした。
自分は直ぐに見つけられたからねぇ。

しかし、コウノトリの袋の中には明美が作った赤ちゃんの人形。泣けるね。
あと、西城くんはやっぱり直ぐ辞めよった。