仕事を辞めると伝えた時のさくらの素直な反応がどれだけ寂しい思いをさせて来たかを物語る。


キアリスの仕事は世の中の子どもとお母さんをしあわせにすること。すみれはそれを一旦諦めて自分の家庭のしあわせの為の仕事に舵を切る。

 

男会の面々はデリカシーが無い。潔も頭でっかち。

 

母親替わりのキヨさんに相談に行って泣くゆり。

亡くなったお母さんの前でもきっとこんな風に涙を拭いながら泣いていたのでしょう。だから母はゆりが弱いことを知っていた。

 

すっぱり家出するところは決断力のあるゆりらしい。

ゆりが家出したことに悩む潔に麻田さん「人は自分のしあわせのために生きる」


なんと本質を突いた言葉。今週は「自分の幸せとは何か?」がテーマになっている。

 

潔にとっての幸せは坂東家への滅私奉公。

五十八さんに坂東営業部よりも自分の為にと言われたことは衝撃だったことでしょう。ゆりの幸せが変わったことで自分の幸せも一旦見失う。

そんな時、夢枕に現れたのは正蔵。坂東営業部が潰れたことの無念さより孫が出来たニヤニヤが止まらない。

そして、潔は、人の幸せは移りゆくと悟り、自分の幸せはゆりとちゃんとした家庭を築くことと思い直す。

そして「家を建てよう。」
この思考が五十八さんそっくりです。

 

毛糸を取りながら母と娘の会話シーン。継がれていくことを象徴してますね。

細やかなところでクリエィティブな才能の煌めきを見せるすみれ。


夫婦の時間を埋めながらも、その煌めきに惹かれていたのだということに気がついていく紀夫くん。

そしてクリスマスパーティーでの自身のキアリス経理就業とすみれ仕事復帰のお願いは、すみれへの再プロポーズ。

 

輝くすみれを見ていることが紀夫くんの幸せでした。

 


 商店街の路地で歌う麻田さん。まさか、麻田さんは歌手になることが?

 

走ってはしゃぐ龍ちゃんをしっかり叱る良子。成長したね〜