キアリス開店から2年が経過。
龍一くんもすっかりやんちゃ坊主に。
もう耳をつまむこともないね。
キアリスの経理は相変わらず。
よくもまぁ潰れずに済んだと思いますが、そこは人と時代に恵まれたからでしょう。
ファッションショーの時に配布した手作りショップカードを持ってお店に来たご婦人。実は大急百貨店社長の奥方。
このつながりでキアリス百貨店進出の流れに。
現在ではショップカードなぞ印刷会社でパパッとデザインして大量生産なのでありがたみなんて無いですが、当時は全部手書きです。なにか現代にはない豊かさを感じる。
キアリスメンバーにはそれぞれに家庭の問題が。
君江家は姑とその姑に意見できない夫。
良子家は育児に無関心な夫と叱れない自分。
今後の物語のスパイスになりそう、というか既にトラブル発生。
商店街の人気店として新聞の取材が入るも、紙面には明美さんの姿はなく、子持ちの母親達の店との紹介。マスコミってこんなもんですよね。取材を受けたことのある者なら大体経験する出来事。記者はあらかじめ自分でストーリーを作って取材するもんですからね。
闇市玉さんが明美さんに悪魔の囁きをしていますが、乗ることはないでしょう。
模造品ということで後々トラブルは発生するでしょうけど。
この一件で住込みの武ちゃんは明美さんと良い仲になるのか?
英輔さんのこともありますし果たして?
百貨店出店にあたって縫い手の確保が必要になり白羽の矢が立ったのは商店街の若奥さん方。やっぱりそう来ましたね。
大急出店交渉の際、ネームラベルを外す様に言われる。
この場合、ラベルを外すという事は自分たちの存在を無くす事と同意。
買取という条件も売れ残りは処分されることを知って納得がいかない。
「大急ですから」が口癖のキアリス担当の小山さん。(これ、まさか三津谷GEPDのオマージュじゃないですよね?)
社長からの特命を受けての条件提示だったのでしょうけど、相手のことを全く考えてませんでしたね。
社長直々の登場に、気が進まないと言うすみれに「わがままなをいうな」とがっつり言う紀夫くん。
ゆくゆくの社長である自分を支えようとする社員の思いとか、いろいろあって一皮剥けました。
今週のベストショットは、
姑に作業部屋の使用許可を取るように昭一に頼む君江さんの策士顔。
我らがリーダーはちょっと母親の芝居に戸惑ってるかな。