すぐに、産科のある病院にて初の検診。
しかしながら、結果は同じく「週数にしては育ってなさすぎる。時期に大出血する可能性もある」とのこと。
妊娠13週、初めて上司に報告。
「妊娠しました。しかし、流産の可能性が極めて高く、仕事中に出血する可能性もありますし、お休みをいただく可能性もあります。」
なんとも言えない表情で話しを聞いてくれた上司。
その3日後…
朝から物凄い腹痛と少量の出血が始まる。
病院に電話すると、「生理2日目くらいの出血になったら来てください」とのこと。
そこまでは出血していなかったため、病院に行かなかったことは今でも悔やまれる。
夜になるにつれ多くなっていく出血。うなってしまうほどの痛み。
ちょうど帰国していた夫は、前々から約束していた友人との飲み会に行く、という。
ブチ切れる私。
お前は、自分の子供が死にかけているのに飲み会を優先するのか、と。
説得もむなしく、行きましたけどね。
(結果、友達に「お前は馬鹿か」と諭され、30分で帰宅)
帰宅後、離婚の危機を迎えるほどの大喧嘩。
翌朝一番に夫と一緒に病院へ。
そこで告げられたのは、「不全流産です。お薬でこのまま自然に出きるのを待つか、手術をするか、どちらがよいか考えてください。」の言葉。
気付いてはいたものの、いざ宣告されると泣かずにはいられなかった。
婦人科・産科というのは不思議な空間。
妊娠を告げられて喜ぶ女性がいる一方、赤ちゃんの死を告げられる人も。
泣きじゃくる私を見て、看護師さんが気をきかせてくださって、別室へ。
夫と相談し、即日入院して手術を受けることを決断。
ラミナリアという膣内の水分を吸って膨張する医療器具を挿入してもらう。
「痛いよね、痛いよね、ごめんね」と言ってもらいながら挿入してもらったが、出血中の痛みに比べると全然どうってことはなかった。
子宮頚管が開くのを待ちつつ点滴を打ち、時間が来たら歩いて手術室まで向かう。
手術台に上がると、点滴に麻酔が入れられる。
「1、2、3・・・」のカウントで鼻の奥にメンソールの液体を入れられたようなツーンとする感覚がして、気を失う。
「むーみんさーん」の呼び声で目が覚めた。
(続く)