昼寝すぎたせいか、こんな時間に眠れなくなってしまった。

今日テレビでappleのスティーブ
ジョブスについてやっていた。

彼がipod,iphoneを作るに至ったまで。
そして彼が死を迎えるまでのことが描かれていた。


すい臓がん、その中でも神経内分泌がんで、手術が有効とされるものであったが彼はその信念から西洋医学を拒否し、9カ月もの間、オーガニックに傾倒し経過観察。
手術を決めたときには既に腫瘍は転移していたそうだ。

その時期はiphone、ipadの実現に向けて取り組んでいる時期であり、治療と仕事を両立させ、ぎりぎりまでappleのceoを務めたそうだ。


この話を聞いていて複雑な気持ちになった。

こんなところで死ぬわけにはいかないが、仕事をしたい、自分のスタイルも貫きたい。

が、家族は心配していることもわかってる。


私はジョブス氏のように世界を動かすようなことはしていないけれど、自分にとってこれがしたかった、やっと手にできると思った矢先に再発をしたとしたら、どんな決断をするだろう?


生きたい。
やりたい。
逃げたい。
生きたい。


そんなことをたくさん考えてどんな結果を選ぶのか今はまだ自分でもわかりません。


ジョブス氏は母校のスピーチでこう話したそうです。


I have looked in the mirror and asked myself:"if today were the last day of my life,world i want to do what i am about to do today?"and whenever the answer has been "no" for too many days in a row,i know i need to change something.


これを本当の意味で感じて行動できたとき、本当に自分の死生感をしっかり持てて、自分を充実させる準備ができたってことなんだろう。

そしてそれを先延ばし、先延ばしにしている場合でもないこと。

私のタイプ、卵黄嚢腫は再発率が少ないと言われてるとわいえ、0ではない。

まして、卵巣がんの3期での5年生存率は30%。

人生楽しむのは大事。
だけどただただ無計画に何も考えずに楽しめるほど楽観的なことではない。


したいことを持つ。
したくてもできないことはどう向き合っていくか考える。
それはもしかしてがんばれるものならがんばるし、
そうでないものは一層向き合わなきゃいけない。

そして、それは漠然と長いスパンで考えても今までと同じ。

とりあえず、5年。
5年先までに手にしたいものはがむしゃらになって取りに行く。
できないものとは向き合う。

5年経って、まだ時間があればそのときにまた目標を見つければいい。


まだまだ人生ってスパンで落ち込むには早すぎる。

それで落ち込んでいては、今もなお治療中の方に顔向けできないです。


毎朝自分に言い聞かせるのです。
自分の人生が今日終わってしまうとしたら、今日の予定は私がしたかったことか?と。
そしてその答えが何日もnoだったらなにかを変えなきゃいけない。




そんなことを考えたりした時間でした。


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