流産診断が5月の始めの話。
なかなか下りてこないので、1週間後にリプロに行くと、生きていて、大きくなっていました。
そして、まさかの、順調です、と言われました。

その2日後、夜中に腹痛で目が覚め、トイレで下痢と吐き気でのたうち回っていたら、4センチぐらいのレバーの塊が出てきました。
トイレの便器は鮮血で真っ赤です。
あ、流産した、と思いました。
念のため、レバーの中に胎嚢があるのだろうかと指でいじってみたけど、肉の塊でしかなかったです。

翌朝、リプロに電話し、急遽見てもらうことに。
すると、胎芽はまた大きくなっていて、流産はしていないとのこと。
流産の場合は、出血の仕方がもっとひどいとのこと。
ただ、妊娠初期に出血しているということで、初期切迫流産の診断に。
翌日から有休でお休みに入りました。

そこからも出血は続き、倦怠感はますますひどくなり、頭痛や吐き気も。
これがつわりというやつでした。

現在、12週に入り、先週末からは出血もなくなり、リプロもとうに卒業して、産院へ通っています。
つわりがひどく、職場のつわり休暇も使い果し、有休を使いながら、出勤したり休んだりの日々です。



これまで妊娠できなかった日々から、なぜ今回は妊娠できたんだろう、と考えます。
食生活や睡眠を改善し、仕事を無理矢理セーブしてきたのが良かったのかもしれません。
不妊治療でも子宮内膜炎の治療をしたし、ポリープもとりました。
ビタミンDのサプリもとって、太陽の光を積極的に浴びるようにしました。
そして旦那さんも定期的に出すようにしてもらって、同じく生活習慣をシフトしました。

その結果、通じている片方の卵管の方の卵巣から元気な卵子が排出され、元気な精子と奇跡的に出会い、着床できたのだと思います。

着床してからも絨毛膜下血腫に悩まされました。

生まれてこようと一生懸命頑張っているお腹の中にいるであろう子。
私もつわりがつらくてめげそうになることがありますが、頑張ってこの世に生を授かることができるよう、頑張らなくてはと思います。


前回、体外受精卵の移植お休み中の経過を書きましたが、その後、妊娠検査薬を使ってみると、くっきりと陽性判定が出ました。
今回の妊娠とリプロの治療は全く絡んでないのですが、翌日、リプロへ妊娠判定のため来院しました。
そこでは、内診で胎嚢がはっきり見えず、内診の先生には本当に妊娠検査薬の陽性が出たのかを疑われ、診察の先生と今後のことは相談してくださいと言われました。
診察では、一度HCGの数値を見てみて、1000を超えていなければ、今回は難しいかも、とのことでした。
結果は、HCG超過(2000以上)で妊娠しており、内診で縦長に見えていたものが胎嚢だろうとのことでした。
この日から1週間後にまたきてください、となりました。

それから3日後、ゴールデンウィーク明けの仕事再開から茶オリが出始めました。
そして6日後の夜にはドバッと赤黒い血が出ました。
その翌日が通院の日だったので、相談しつつ内診をすると、今度は胎嚢がはっきり丸い形で見えたものの、6週にして5.3mmで、先週の細長い形の時から最長計が変わっていないので、育っていないから流産ですね、とのことでした。

どこかで予測していたので、仕方がないとすんなり受け入れました。
初めての着床、初めての胎嚢確認ができたので、これもまた大きな一歩だったのではないかと思います。

流産の原因は、胎嚢の絨毛検査をしてみないとわからないけど、このサイズだとそれも難しいとのことでした。

今の症状だと、2、3日中に胎嚢が流れるだろうから、ドバッと出血があったら当日か翌日に通院するように言われました。

1ヶ月ほど待って次の生理が来たら、移植も可能とのことなので、次へ向けてやっていきたいと思います。

それにしても、妊娠する前から流産周辺までの体調はすごく悪かったです。貧血がひどく、広く鈍い腹部痛があり、つわりのような気持ち悪さも続いていました。

流産がわかってから、流産に備えて仕事を休んでいます。職場の制度では、流産してから1週間の休暇が取れるとのことですが、流産がわかってから流産するまでも結構長い期間に及び、体調面もしんどいので、休暇の定義を流産の前後1週間に見直してほしいなあと思いました。
採卵や甲状腺関係の通院で、有休の残日が少なくなってきました。今年は夏休みの5日間も移植のためのお休みに使おうかなと思います。

職場の直属の上司にだけ、妊娠と流産のことを伝えてあります。これからのこともあるので、事情を細かめに刷り込んでおいた方が何かあった時に説明が短くすみます。

今回の流産で学んだことは、意外と身の回りにも流産経験のある子持ちが多いということ。友達や同期や同僚と話していて、実はわたしも、ということを聞きました。
経験者は同じ辛さを乗り越えて進んでいることがわかり、わたしも次に進もう、と思いました。

辛かった採卵周期を終えた後、諸々の事情でお休みをしていました。

まず、1月末に風疹の予防接種を受けたので、採卵後一周期は開けないといけませんでした。

その間の2月中旬、定期的に通っていた甲状腺専門病院での3カ月に一度の検診でした。チラージンの服用をしていたにもかかわらず、TSHが上昇しており、投薬量を増やして一ヶ月後の再検査に。
3月初旬の再検査で、今度はTSHが急低下しており、パセドウ病の可能性が浮上。移植予定を待ちに待っていたところに、まさかのドクターストップ。一ヶ月後の診察で、異常値が続いていたら精密検査をしましょうと言われました。

その間、昨年12月から施工していた家が完成し、引っ越し。通勤時間が長くなり、職場も新年度を迎えてバタバタしていました。

4月初旬、暗い気持ちで甲状腺の検査に行くと、正常値に戻っていました。無痛性甲状腺炎という、THSが乱高下する状態だったのではないかとのこと。ググると、手術や妊娠・出産などで発症することがあり、採卵手術も原因になることがあるらしいです。

この時、生理後数日だったので、リセットまでの長い時間を過ごしていました。
この間も可能性が低いけど、一応排卵期にタイミングを取るようにはしていました。

そして、本日D37でまだ生理が来ていません。でも、毎回周期の幅が広く、32〜38日なので、まだ生理がくることを想定して、検査はしていません。
生理前はいつも頭痛があり、下腹部が重くなって、フッと軽くなったときに生理がくるのですが、今回は頭痛が来て、下腹部痛がきて、止んで、また下腹部痛がきて、また止んでを繰り返しています。
D34辺りにうっすらとピンク色のオリモノが現れたので、始まった、と思ったら、すぐに止まってしまいました。
単純に生理がなかなか始まらないだけなのかなと思っているのですが、もしかして、、、という思いを抱き始めています。
あと2、3日してまだ来なかったら検査をしてみようかと考えています。

これまでのがっかり経験から、先走って検査をしてショックを広げたくないという気持ちがあります。
一方で、子宮ポリープを切除したし、子宮内膜炎の治療もして、卵管も片方は通じているらしいので、可能性がゼロではないよなあ、と思っています。

ゴールデンウィークは夫婦揃っての10連休ですが、家の片付けと生理が来たらホルモン補充での移植周期に入る予定だったので、特に予定を入れていませんでした。
でも、生理がこないので、今日から一泊二日で夫と実家へ行くことにしました。今夜生理が来たら、明日、帰りに病院寄って帰って来られるのになあ、と思ってます。

もし仮に妊娠していたら、と思うと、実はブルーなことが目白押しです。一番は仕事との折り合い。そして、本当に私たち夫婦で育てていけるのかな、という漠然とした不安です。共働きで、既に今の生活に時間的ゆとりがありません。その辺りのことは、またタイミングを見つけて書きたいと思います。



ひとまずはあと数日、あまり何も考えずに過ごしたいと思います。