川崎殺傷事件で、一つ、議論となったのがこのような事件を防げなかったのか? ということです
たいていの主張は、犯人に対して相談機関等が事前に対処できなかったのか、とか、措置入院とかを念頭においたものだと思います。
このような痛ましい事件を防げなかったか?ということは、ある意味、以前からあるテーマです。
映画マイノリティーリポートでも、そのようなシステムがテーマになりました。
ネットで探せば、そのようなシステムを開発したという記事あります。
↑このようなシステムって、まだ、監視対象の絞り込みというようなレベルです。
でも、技術的には、映画にあるようなリアルタイムでの犯行予測が可能な条件が整いつつあるような気がします。
例えば、殺人事件を起こすには、凶器が必要となります。
現在、買い物という行為を考えれば、現金ではなく、なんらかの電子マネー、クレジットカードですし、買い物の形態もやオンラインショッピングが一般的となっています。リアルショップで購入した場合でも、防犯カメラは導入されている店舗は多いでしょう。
つまり、凶器の購入の把握が可能となります。
包丁を購入するという行為は、日本だけでももちろん何百万件と存在するでしょうから、その中から、通常の調理目的とは異なるパターンの検出が必要となります。こういうのって、ある意味、オンラインショッピングの運営の延長で可能なのではないかと思います。
以前に、ある洗剤をアマゾンで検索すると、まぜるな危険 の組み合わせの製品がおすすめ商品として表示される、ということが問題になりました。この場合、このような検索をしていることはショップの運営者は把握が可能ですし、この組み合わせを購入した場合は、相当な確率で するな、という予測が可能です。それは、殺人にも応用可能でしょう。
ちょっと古い本ですが、fMRIなどで、犯罪者の脳には、通常人と違うような特徴があるとする意見もあります。
犯罪に向かう脳
日本では、今後、医療情報がマイナンバーで、統一的に管理されるようになりますし、犯罪傾向と健康状態の関係を結びつけるという
↑犯罪に向かう脳、にあるような研究がもっと前進するでしょう。それは、結果として、予測にも応用できます。
社会的状況についても、失業、離婚、といったことが、マイナンバーによって、把握は可能です。
そして、リアルタイムの生活の状況、たった今、失業した、もう貯金がない、妊娠したら男が既婚だった、というのもSNSであれば、把握が可能です。
移動パターンについては、パスモで把握が可能ですし、自動運転が実用化されれば、車での移動もリアルタイムで把握されるでしょう、現在地は、スマホで特定可能です。
あとは、殺人のリアルタイム予測のために、これらの情報を”ビッグブラザー”が、統合すればよいのです。
PS
マイナンバーが導入される時は、国民総番号制は政府が国民を管理する、という批判がありました。
そのために行政機関は、情報を分散管理することとされています。
しかし、実際に導入されると、手続きの連携不備に不満が発生し、法改正により手続きのワンストップ化が推進されることになりました。もしかしたら、これが後日に、ビッグブラザー実現につながる分水嶺となる出来事だった、と思い出されるかも、、、