おはようございます、澤村月歩です。
私は子どもたちにいつも、嫌なことを言われたらそう言うことは嫌だからやめてって言おうね、って事あるごとに話します。
子どもも、遠回しに相手を傷つけるようなことを言ったりします。
今日も1年生と縄跳びをしていたんです。すると、すぐ失敗した子がいたんですが、それを見て『◯◯君、ちょっとしか飛んでないな。」って呟くんです。
他にも色々。みんな自分の方が出来るって認めさせたいから、相手を落とすんですよ。
1年生でも侮れないですよ。無邪気そうに、わかってないように、相手を落とすんですねー。
言われた方は、なんかモヤモヤするけど、直接悪口言われたわけじゃないから黙るしかないんですね。
でも、うちの1年生達は違いますよ。ちゃんと言い返せます。今日は私がいるので、私に言いつけます。
「せんせー、△△君がちょっとしか飛んでないって言った〜!!」
△△君は、もう、黙ってって!って黙らせようとします。悪気があって言ってるから言いつけられたくないんです。
相手の落とし方大人みたいでしょ。大人をみて覚えるのかなぁ。お母さん、お父さん、見られてますよ。
なんだかモヤモヤするのは、心が傷ついたんです。
心が傷つくからやめてって言うんです。それを相手に伝えれることは、生きて行く上で本当に大事なことだと思うんです。
自分さえ黙って我慢すれば、この場が収まると思ってしまい、我慢する癖がついてしまうのです。
我慢しすぎると、心が傷ついたことに気がつかなくなるんです。
自分の傷に鈍感になると、傷が広がって痛みが酷くなるまでわからないんです。
大人になると、どうしても言えない状況というのは出てきますよね。
それが、今世間でいう、モラハラ、パワハラ、マタハラ、、、、などの数々のハラスメント。
大人になるまでも、友達との関係でこれからたくさん衝突するでしょう。
自分も傷つけない、他人も傷つけない。
お互いを尊重出来る世の中になれば、みんなが生きやすくなるのにな。
どんな事があろうと、相手の心も、人格も、もちろん体も、傷つけていい理由などないのです。
そんな資格は誰にもないのです。例えそれが親でも。
腹が立ったら、何を言ってもいいわけではない、相手を傷つけていいわけではない、相手の心につけた傷は見えないけど、しっかりと刻まれるのです。
傷つけられたら、きちんと言い返しましょう。黙って我慢しないで。
大人になるまでに、たくさん練習して強く、たくましく、優しい大人になってね。