こんにちは、澤村月歩です。
先日の映画「さとにきたらええやん」の庄保共子先生の講演会で子どもの居場所と言う言葉が何度も出てきました。
私の子どもの頃の居場所は、家の自分の部屋でした。居間は居心地が悪くて(なにせ親が嫌いだった)、部屋で1人で過ごしていました。
中学になると、自分の部屋も、家も居心地悪く思えてきました。
でも外に自分の居場所を作れず、我慢して部屋に閉じこもっていました(学校には行っていました)。
高校になると、少なからずアルバイトで自由なお金を持てたし、家より外に自分の居場所を探してあまり家に帰らなくなりました。
家にいるのは家族が誰もいない午前中だけです。
大学時代は彼氏の家と友人の家に泊まり歩いて、家で過ごすのは1週間に2日ぐらいでした。
家が嫌いだったんです。
家が嫌いだから、家の外に居場所を求めてフラフラしてました。
だから家に居場所がない子どもがどんな気持ちか、どんな家庭なのかって想像できるんです。
当然私の周りには、私と似たような子が集まってましたからね。
子ども達にとって、1番大切な居場所は家庭で、親のそばです。
家庭に居場所があれば、道を外すことはないです。
家庭に居場所がない子にも、別の居場所が絶対に必要です。だから 自分で居場所を探すのです。
居場所を求めて、フラフラしているのは心が落ち着きません。なんだか空っぽなのです。
自分探しをしているという大人も、きっと家庭に居場所がないのではないかな?
家庭に居場所がない子はとてもしんどいのです。
いつも満たされないのです。
私はそんな居場所がない子達の受け皿に放課後児童クラブがなれればと思っています。
ですが、この子には居場所が必要で見守る大人が必要なのに、、、と思う子どもに限って辞めていなくなっていきます。
そういう時は自分の無力さを痛感します。
自分の弱さをさらけ出せて安心出来る場所、それを受け入れる、そばで見守る場所を作りたいんです。
それは、私のコーチングを受けるクライアントさんにとっても同じことです。
自分の弱さをさらけ出せる安心できる人。それを受け入れる、そばで見守る人でありたい。
私は子ども達や女性の居場所を作りたい、居場所になりたいのです。
そして本当はお母さんに、子ども達の居場所を作って欲しいし、居場所になってあげて欲しい。
肩の力を抜いて、家族で肩寄せ合って、日本中の家族が家庭が幸せだと思えたら、きっと日本はもっともっと素晴らしい国になるんじゃないでしょうか。
お母さん達の、女性の担う役割は本当に大きいと思います。
全てのお母さん達や、女性が幸せになることは、日本中を幸せに包み込むんですよ。
絶対すごい!
だから一人一人、諦めないで、自分の幸せを感じながら生きてほしいです。