今週末は雨ということで山を断念。
暇なので、趣味のコーヒー昔話をしようと思います。
普段当たり前に飲んでいるコーヒーですが、起源はいつどのように発見されたのか??
コーヒーにまつわる有名な伝説は2つあり、どちらも13世紀イスラムの話になります。
① ハジ・オマール (モカの修道僧) の伝説
昔、モカという町(現在のイエメンの港街)にハジ・オマールという修道僧がいました。
オマールはある事件に巻き込まれ、反感を持つ者たちにモカの町を追放され砂漠に追いやられて
しまいました。
わずかな水しか持ち合わせていないオマールは数日砂漠を彷徨った末、低木に実る奇妙な
植物の果実をみつけました。 そのままではとても苦くて食べられません。火にあぶっても、
固くて食べられません。 そこで、柔らかくしようと水に浸してみましたが、水が茶色になるだけで、
豆はあいかわらず固いままでした。 せめて豆からでた栄養分を吸収しようと、その水を飲んでいると、
無気力感が和らぎ、気分が爽やかになりました。
その後、モカに戻ったところ、人々はオマールが生きのびていることに驚き、その生きる元となった
飲み物を多くの人が知ることとなったそうです。
② カルディ (ヤギ飼い)の伝説
アビシニア(エチオピアの旧称) にカルディという一人の若いヤギ飼いがおりました。
ある日、カルディは、自分の世話しているヤギが牧草地に生えている低木の果実を食べると、
これまでになく元気に飛び跳ねる事にきづきました。 その噂は修道僧に伝わり、その効能を
自らためし、火であぶり煮立てて、飲んでみたところ、気分が驚くほど爽快になり、これに
ヒントを得た、修道僧は夜の儀式中に居眠りをする仲間の修道僧たちにも飲ませたところ、
居眠りもせず、祈祷に励むことができたということです。 この噂は王国全土に伝わり、
すべての僧がこの水を飲むようになったそうです。
ちなみに、 日本への伝播は 江戸時代 1609年、平戸に和蘭商館が開設され、このころにコーヒーが
伝えられたとされています。 1804年に太田蜀山人という人によってコーヒー記事が書かれています。
【紅毛船にてカウヒイというものをすすむ 豆を黒く炒りて粉にし白糖を和したるものなり 焦げくさくして
味ふるに堪ず】
当時の人にとってはコーヒーはまだ薬のようなものだったんでしょうね。