(小学5年生の話)


主治医のS先生と話し合い、

1日にうどん半玉とエネーボ2本は

最低限摂るという約束をしたあと、

次の受診は2週間後となりました。


この2週間、

本当につらかったです。


約束はしたものの、

うーちゃんはやはり食べたがりませんでした。


袋に入ったゆでうどんを

半分にして、

さらにそれを1/3ずつにしました。

そのちょっとのうどん(1/6袋)を

朝昼晩と3回食べる予定でした。



うーちゃんは

最初の食事から、

うどん数本を服のポケットに隠しました。


拒食症になっていることを知らず、

うーちゃんのごまかしに

ずっと気付かずにいた私は、

これからはうーちゃんのごまかしを

見過ごすものか、

と思っていたので、

うーちゃんがうどんを隠したことに

すぐ気付きました。


「うーちゃん、ポケットの中見せて」


そう言うと、うーちゃんは、

うつむいてポケットから

ベトっとくっついた数本の

うどんを出しましたが、


「絶対入院しないから!!

 絶対しないから!!」


と大声で叫んで、食卓から逃げ出しました。


私はむきになって

うーちゃんを追いかけ、


「約束破ったら入院でしょ!!

 食べなきゃ入院させるから!!」


と怒鳴りました。



今思うと、

私の対応は最悪でした。

でも、この頃の私は、

うーちゃんがこのままでは死んでしまう、

死なないように食べさせなきゃ、

と必死でした。



次の受診までの2週間、

うーちゃんは

約束の量を

食べれたり食べられなかったり。


学校は数日は行ったものの、

その後は行けなくなりました。



S先生との約束を

どうしたら守れるのか

全くわからなくなっていました。