本日perfumeのライブに行った。

そろそろ引退か、と思い何ヶ月も前からコロナ前の東京ドーム以来の応募をし、抽選した。


そこで1週間前からニュースで発表があると報じられ、まさかとは思っていたが。


一昨日コールドスリープ。実質的に休止の発表があった。まさに予感が当たっていたのだ。

もう40近い、20周年、5年ぶりの日本最大級のライブ会場。やはりか、、、


私とperfumeは付き合いが長い。自身が小学生くらいの時からポリリズムなどは知っていた。中1のスキー教室で同じ部屋の友人がテレビでチョコレイトディスコが流れ、それに合わせて踊っていたのを覚えている。ただそのくらいで、そこまで好きではなかった。そこからある2chのまとめサイトの記事「ファンの男女比率が同じのアーティストwww」という記事を見た。そこにperfume があった。「perfume ってオタクも好きだけど、一般の人も好きだから絶妙だよね」そんなコメントもあった。当時の私はオタク全盛期。しかし現実とも関わりたい。そして何よりも自分には大好きなアーティストがいなかった。そう、求めていたperfumeを。


それからニコニコ動画であったニコニコ流星群という動画にパーフェクトスターパーフェクトスタイルの音源が使われており、世間的には有名どころではない曲も知り始めた。高校になり好きは加速した。spending all my timeとseventh heaven をものすごく聞いていた。夜にランニングをしながら、型落ちのiPodを使って聞いていた。辛い受験期も聞いていた。支えられていた。


大学に入り、より好きは加速していく。コンピュータシティ、my color 、エレクトロワールドなどの曲を視聴。ほぼ全てのperfumeの曲をiPodに入れていた。台湾の行く時my colorを聴きながら友人の足をリズムに乗って叩いたこと。コンピュータシティを聴きながらバイトの出張に向かったこと。宝石の雨を聴きながらカンボジアへ向かう飛行機に乗ったこと。Tokyo girl を聴きながら石垣島へ向かったこと。多くの思い出の横にはperfumeがいた。「気分はちょっと曇りで夜更かし眠いけど君からのメール待つの」「空は晴れ渡り夢からは覚めないまま街中に魔法をかけようまだ笑っていたいでしょ」「完璧な計算で作られた楽園で一つだけ嘘じゃない愛している」などフレーズにも注目をし始めた。大学2年生に日本各地を旅していたときによく願いを聴いていた。「あと少しの勇気があれば叶うかもしれない」そんなフレーズを意識していた時期もあったか。数々の思い出がある。


大学3年の時に転機が舞い降りる。当時住んでいた長野にライブにくる。俺は初めてのライブだった。人生初めての。速攻で当日券を買い、自転車で向かった。席は当日券だったので、変な席ではあったが、生で見れた。のっちをはじめて見れた。のっちが1番好きです。双眼鏡を持ってただ眺めていた。感動した。


そこから俺は初めてcdを買った。もちろんperfume だ。ついてきたポスターを部屋に貼った。周りにもアピールしまくった。そして静岡でのライブも俺は向かった。長野と同じセトリだが楽しめた。感動した。


そこから大学卒業時に東京ドームにてライブがあることが発表される。当時の俺は東京で就職することが決まり、行くしかないと思った。コロナで2日目の公演はなくなったが、1日目の公演に行くことはできた。俺はそこで泣いた。悲しいこと、ムカつくこと、などの負の涙ではない。感動で泣いたのだ。感動であんなに泣いたのは久々だった。魅了されていた。セトリが神すぎた。調べてみた↓