働きながら公務員を目指す -8ページ目
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銀行員という仕事

銀行の三大業務は預金・融資・為替だ。自分は今預金の仕事をしている。


今年4月に入行した。結論からいうと、自分は銀行員に向いていなかった。もともと公務員を志望していた。性格上、利益追潤の民間は向いてないだろうと予測してのことだった。大学3年の秋頃から勉強を始めた。周りの公務員志望のヤツラに比べて遅いスタート。その状況から焦りが生まれた。おとなしく勉強しとけばいいものを、民間にも手を出し始めた。必然的に勉強時間は減り、両立の難しさを感じた。そして大学4年の五月とある銀行から内定をもらった。


私は内定をもらったことで、残念なことに安心してしまった。今から思えばこのゆとりが命とりだった。内定はもらったが公務員試験はいくつか受験した。そのなかでA日程で受けた県庁所在地のある市役所の一次を通過した。そのまま最終まで駒を進めた。そして最終試験。私は周りの受験生に比べて余裕感があった。ここが駄目でも銀行がある、という気持ちからくるものだ。この余裕が自分からどうしてもこの市役所に入りたいという気迫を薄いものにしてしまったのだと思う。


結果は最終落ち。相当悔しかった。けれど、その時は銀行で頑張ろうと思っていた。


今年4月。入行。銀行は自分が思っていた職場ではなかった。銀行という仕事は公共性の強い仕事だ。だから公務員と同じで、自社のことだけではなく、地域のために、国のためにという側面が大きい。と思っていた。確かにそういう面もある。けれどそれ以上に、やはり民間企業、自社の利益が1番なのだ。最近は特にそうだと思う。元本保証がされていた過去の商品だけでなく、今はリスクの伴う投信という商品も扱っている。毎月目標というノルマの数字。そういったものに将来追われるのか、とおもうとうんざりした。



顧客満足度を推進しようという傍ら、満足感を感じるかわからない、説明次第で訴訟にもなりかねない、商品とノルマの数字の追求。先輩もぼやく、やってられないと。


そこにやり甲斐や楽しさを見つけられる人もいるだろう。しかし、少なくとも今の自分はどちらも見出だせそうにない。


だから。


だからもう一度、公務員を目指そうと思ったのだ。
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