moon prologue -
-いつもそうだった。
私はいつだって自ら幸せを手離そうとする。
大切なもの
愛するひと
自分自身さえも見失いそうになる。
そう、今でも・・・
ただひとつひとつの記憶だけを辿って生きている。
もう全部捨ててしまおうか。
そうすれば楽に生きられる?-
この物語は、一人の女の子の日記をもとに書いた物語。
”孤独” ”幸せ”
”温もり” ”痛み”
現代に生きる誰もが感じるもの
そのどれもがあって今の自分が在ることを
どうか忘れないで
寂しさに潰されそうになって
どうでもよくなって全部投げ出す前に
どうか思い出して
一瞬の記憶でもいい。
愛があったことを。
ねぇ、今あなたは笑っていますか?
moon