車を運転中にパキッと音がしたと思ったら、フロントガラスに小さいヒビが入っていましたショボーン


しかも2か所笑い泣き

場所は運転席側のワイパー付け根付近です。


運転中に気になる場所ではないですが、何もせずにヒビが広がるのはまずいので初めてガラス補修をやってみました。



使用したのはこんな感じの補修キットで、UV硬化レジンを使用してキズを埋めるというものです。
補修に必要なものは揃っていますが、追加でキッチンペーパーを数枚ほど用意しました。

あとレジンを使うので、ゴム手袋とかマスクとか保護メガネとかあった方がいいかもしれないです。最近多いんですってよ、レジンアレルギーってのが。

ネットでは同じような商品が結構安く売られています。はっきり言って違いが分からないので安いものを選びました。

しかし安いが故に色々と問題が…

このパーツはレジンチャンバーと言って先端が柔らかいゴムみたいな素材でできていて、ここがガラスにピタッと密着しないといけないんですね。ですが成形時の甘さでバリがめっちゃ出てます。これはニッパーやらカッターなどで切り取りました。


他にも甘いというか根本的にダメダメなところがあったので修正しました。細かく載っけるつもりだったけど長ったらしくなっちゃったので割愛します。



キズを押しピンなどでホジホジしてレジンを浸透しやすくした後、ガラス面を綺麗にしてから四つの吸盤が付いたポジショニングツールをフロントガラスへ貼り付けます。ここで大事なのはキズの中心に取り付けること!です。


あ、もっと大事なのは必ず陽の光が当たらない場所で作業をしましょう。すぐにUVレジンが硬化するわけでありませんが、太陽下でモタモタ作業をしていると固まってきてしまうかもしれません。



次にレジンチャンバーをねじこみます。後ろからレジンを注入するので、隙間がないようにピッタリくっ付けましょう。



車の中から見てキズの中心にチャンバーがあるかを確認します。



チャンバーにレジンを注入してプレッシャードライバーをねじ込み、何回か左右に回してキズ内の空気を抜きます。仕組みとしては竹で作った水鉄砲みたいな感じですね。


十分にレジンが行き渡ったら、ポジショニングツールを外して付属のプラシートを貼り付け平滑にします。



下のキズも同様に作業をしていきます。

レジンはよく晴れた日だと15分くらいで硬化するようです。



硬化したら付属のスクレーパーで余分なレジンを削っていきます。



この付属のスクレーパーのキレが悪くて白っぽくなってしまいました。ここは自前のオルファカッターなどで削った方が良かったですね。

この日は時間がなくてこれで終了になってしまいましたので後日に再修正を行いました。


結果とすれば完全にキズが見えなくなったわけではありませんでしたが「あまり目立たない」状態にはできました。キズの大きさや種類によっては直せないものありますので、今回はこれでヨシとします。



ガラス補修には今回使用したタイプと注射器タイプがありますが、もしかしたらこちらの方が使い勝手が良いかもしれません。今回のはレジンをどれだけ入れたのか見えなくて分からないんですよね。それに注射器で負圧を間違いなく作れるのでレジンも浸透しやすそうです。


問題はこれからキズが広がるかどうかですね。

これから暑くなりますし、熱による膨張や走行中の振動、捻れなどで広がっていく可能性もあります。そうなったらしょうがないので保険を使ってガラス交換をしたいと思います。。。